新Search Consoleの移行はいつ完了するの?
- 投稿日:2019.03.13
- 風俗SEO
旧Search Consoleで提供されていた「プロパティセット」のサポートを2019年3月末で終了することをGoogleが発表しました。旧Search Consoleでプロパティセットの機能を利用していた方には、Search Consoleから通知が来ています。
これに合わせて、Googleは新Search Consoleに「ドメインプロパティ」の機能を追加しました。
ドメインプロパティの機能
新しく追加された「ドメインプロパティ」の機能とはどのようなものなのでしょうか。
ドメインプロパティのリリースによって、wwwの有無、モバイルサイト向けのmドメインなどすべてのサブドメイン、http/httpsなどのデータをまとめてレポートすることが可能になります。
ドメインプロパティの機能が有効になると、Search Consoleに新しくプロパティ(サイト)を登録する際、「ドメイン」か「URLプレフィックス」のどちらのプロパティを登録するかを選択することになります。
このうち「URLプレフィックス」を選択すると、従来のプロパティで登録する形となり、ドメイン単位(またはサブディレクトリを含むドメイン単位)で追加し、wwwの有無やhttp/httpsが別々の認識となります。
これに対し、「ドメイン」での登録が今回の「ドメインプロパティ」という機能の真骨頂です。
ルートドメインを指定すると、wwwの有無やhttp/https、サブディレクトリやサブドメインを含むURLがすべて含まれる形となります。
ただし、ドメインプロパティを構成するためには、DNSレコードによる確認が必要となります。
既にDNSレコードでの確認が完了している場合は自動的にドメインプロパティが生成されますが、確認ができていない場合は指定されたTXTレコードをDNSに事前に追加する必要があります。
新Search Consoleへの移行完了はいつ?
新たにドメインプロパティの機能が追加されたことにより、さらに便利になった新Search Console。
旧Search Consoleの機能のサポートが徐々に終了し、新Search Consoleに新たな機能が追加されているので、少しずつ進歩していることは分かります。
かなり便利になったとはいえ、未だに旧Search Consoleと新Search Consoleを併用している方も多い事でしょう。いつになれば新Search Consoleへと完全に移行されることになるのでしょうか。
これに関してGoogleのJohn Muller(ジョン・ミューラー)氏は、
遅くとも今年の終わりに向けて新Search Consoleに完全移行する計画だ
と話しています。この発言から察するに、遅くとも年内ということは、もう少し早い段階でリリースできる可能性もあると言えるでしょう。
Googleは現在までの移行状況をまとめた記事をウェブマスター向け公式ブログで公開しており、新旧Search Consoleの比較を解説したヘルプ記事も随時更新しています。
ゆっくり着実に進んでいる新Search Consoleへの移行。
今リリースされている新Search Consoleの機能の改善要望などは「フィードバック」から提出することができるので、完全移行になるまでに要望や改善して欲しい点があればGoogleに送信してみましょう。
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