Page Experience Updateが始動!4つのシグナルと評価について解説します!
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投稿日:2021.07.14
最終更新日:2022.09.20 - 風俗SEO
2021年6月よりPage Experience Update(ページ エクスペリエンス アップデート)が施行され、同8月には展開を完了する見込みです。
今回のアップデートに関してもGoogleは告知を行っております。
以下がそのツイートです。
The page experience update is now slowly rolling out (Top Stories will begin using this new signal by Thursday). It will be complete by the end of August 2021. More here: https://t.co/kDwhhOYklK
— Google Search Central (@googlesearchc) June 15, 2021
以前より、風俗SEOブログではページエクスペリエンスに関する内容をお届けしてきました。
実際にそのアップデートが導入されて徐々に展開しています。
今回のアップデートで順位が下がった傾向にある場合、どの点を見直していけばよいかなど解説していきます。
Googleはなにを「ページエクスペリエンスシグナル」として捉えるのか?
そもそも今回のアップデートで注目されているページエクスペリエンスとはどの点のことを指しているのか、まずはこの点について説明していきましょう。
ページエクスペリエンスとして重要なシグナルをGoogleは4つ挙げています。
- Core Web Vitals
- モバイルフレンドリー
- HTTPS
- 煩わしいインタースティシャルがない
この4つのポイントについて簡単におさらいしましょう。
Core Web Vitals
Core Web Vitalsとは、Googleが「ウェブに関する主な指標」として挙げた3つのシグナルから構成されています。
- Largest Contentful Paint (LCP)
- First Input Delay (FID)
- Cumulative Layout Shift (CLS)
これらの数値に関してはSearch Consoleでも「良好」か「不良」かを調べることができるようになっています。
この指標の出現からページエクスペリエンスという言葉が広まったといっても過言ではないでしょう。
風俗売上.comではCore Web Vitalsに関して別の記事で詳しく紹介しているのでご覧ください。
モバイルフレンドリー
モバイルフレンドリーを一言で言えば、スマートフォンで快適に閲覧できるようになっているか?ということです。
Googleが提供するモバイルフレンドリーテストを使えば簡単に確認することができます。
今はモバイルフレンドリーであるサイトがほとんどなので、そこまで気にする要素ではないかもしれませんが、古くから運営されているサイトであれば、まだ対応していないというケースもあるので、念のため確認しておきましょう。
HTTPS
ネットが多くの人々に普及するにつれ、そのサイトの「安全性」が重要になってきました。
そこで登場したのが「HTTPS」です。
「HTTP」にSecureの「S」を付けた「HTTPS」は、暗号化通信によって第三者の盗聴リスクを軽減することができるようになりました。
URLが「http://~」ではなく「https://~」となっているか確認しましょう。
煩わしいインタースティシャルがない
煩わしいインタースティシャルがあることによって、ユーザーが回答を知りたいのになかなかたどり着けないといったケースがあります。
こういった煩わしいインタースティシャルは、ユーザーにとって妨げになるものとしてGoogleは認識しています。
そういったコンテンツが設置されていないか確認してみましょう。
全部の要素がOKでないとダメなの?
さて、今回のアップデートによって、ページエクスペリエンスという新たなシグナルが検索ランキングのシステムに組み込まれたわけですが、Googleはこれらをひとつの要素として捉えているのでしょうか?
Googleは今回のページエクスペリエンスに関して、個々の要素(各ページエクスペリエンスシグナルを個別に評価)として捉えている様です。
そのため、4つのシグナルのうち1つがNGであっても、3つのシグナルはOKという判断になるわけです。
全てNGのシグナルだったとしても、そのうち1つでもとにかく改善すれば、その項目だけはOKになるということです。
つまり、改善すべき箇所の中で優先順位をしっかりつけてやっていけば徐々にOKの項目が増えるようになるというイメージです。
まとめ
「ページエクスペリエンス」という要素はGoogleが以前より提言している部分でもあり、今後かなり重要なシグナルとなってくるポイントだと思います。
そして評価のされ方も「ページエクスペリエンス」という項目ひとつではなく、各項目が評価されるわけですから、改善を行いやすいところから順に進めていけば問題ありません。
今回のアップデート自体はロールアウト完了まであと少しですが、Googleは今後もこのアップデートを行っていく予定だそうです。
次のアップデートまでにすべての項目でOKと言い切れるように、しっかり改善していきましょう。
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