重要性が高まっている要素!ページの表示速度やダウンロード時間を見直そう!
-
投稿日:2018.10.10
最終更新日:2022.09.26 - 風俗SEO
GoogleのSEOで重要とされるのは「コンテンツ」と「リンク」……というのは間違っているとは言えないところもあります。
実際、Googleが「良質なコンテンツ」という部分に非常に強いこだわりを持っていることは皆さんもご存知でしょう。
そして、Googleの生みの親であるラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンは、インバウンドリンク(外部サイトからのリンク)を基準とした検索エンジン作りをしたことで知られています。
これらのことから、確かに「コンテンツ」や「リンク」が重要な要素であることは分かりますが、それだけで果たして良いのでしょうか。
この答えは「No」でしょう。
「良質なコンテンツ」と「スピード」の関係性
ウェブマスターの皆さんは、ページの表示速度に関してきちんと対策をしていますか?
きっと、そこまで着手することができていない方が多いのではないでしょうか。
実際、コアアルゴリズムアップデートなどが生じた時、「コンテンツを良くすることが最大の対策である」と言われますから、コンテンツ制作やリライトに時間を割いてしまうという方が大半でしょう。
しかし、よく考えてみてください。
Googleが大事だと考えている「外部リンク」は、「良質なコンテンツ」がより多くの目に届くように拡散したいというユーザーによって生まれています。
しかしその「良質なコンテンツ」を見る際、ウェブサイトを開くまでに長時間かかってしまったらどうですか?
この時点ではそれが「良質なコンテンツ」であるかどうかは分からないわけですから、見る前に諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。
もっと身近な例で言いましょう。
スマートフォンの通信制限がかかっている状態を思い返してください。
想定しているよりも通信に時間がかかってしまってページを表示することを諦めたことはありませんか?
たとえ「良質なコンテンツ」があっても、そのページにたどり着けないのならば、それは意味がありません。
だからこそウェブサイトのスピードというのは非常に重要なことなのです。
Googlebotにとってもスピードは大事
ユーザーにとってページスピードが非常に重要であることはお伝えできたかと思いますが、実際のところGoogleがどう考えているのか、ということが最も気になる部分でしょう。
2012年のSMX Advanced Seattle 2012でGoogleはページの表示速度がランキングを決める指標として導入されていることを話しています。
これについてはご存知の方も多いはずです。
さらに、2018年9月のオフィスアワーで、Googleのジョン・ミューラー(John Mueller)氏は、ページをクロールする際のダウンロード時間について言及しています。
ダウンロード時間が 1,000ミリ秒を超えると、クロールに支障をきたす可能性がある。目安は100~500ミリ秒以内くらい
これは先ほど話していたページスピードではなく、ページのダウンロード時間。
つまりGooglebotがHTMLや画像などのリソースをリクエストする際にかかる時間です。
ユーザーだけではなく、Googlebotに対しても意識をしなければならないのか、と思うかもしれませんが、根底は同じですから改善策も同じです。
たとえば不要なCSSやJavaScriptが作動していないか、画像は最適化されているかといった、Page Speed Insightsで指摘されるような内容を解消すればよいのです。
大規模サイトであればサーバーの見直しなども必要になってくることでしょう。
つまりGooglebotもユーザーの1人として捉えて改善する必要があるのです。
まとめ
今回はページの表示速度やページのダウンロード時間についてお話しました。
2012年にSMXで発表されて以降、徐々にページの表示速度は重要視されるようになってきました。
しかし未だに着手できていないウェブマスターの方もいることでしょう。
ここで「スピード」という点に関して改めて考え、改善優先度を見直してみてはいかがでしょうか。
RELATED ARTICLE
関連記事
LATEST ARTICLE
最新記事