風俗HPもグローバルの時代!グローバルサイトの役割やメリット、自動リダイレクトには注意が必要!
- 投稿日:2024.09.11
- 風俗SEO
長引く円安の影響もあり、インバウンドが右肩上がりで増えている今日この頃。風俗業界でも、海外から訪れるユーザー向けのサービスを提供するところが増えています。
実際、世界的に人気が高い観光都市・京都では、店舗型のファッションヘルスのほとんどがインバウンドの受け入れを行っているようです。
また、海外ユーザー向けにお店のHPを“グローバルサイト化”しているところも増えています。
さて、そんな「HPのグローバルサイト化」ですが、取り組みを進めていくにあたっては、そもそも「グローバルサイト」とは何なのかを押さえておく必要があります。
というわけで今回のコラムでは、グローバル時代にふさわしい風俗HPのあり方をテーマにお送りします。
そもそもグローバルサイトとは?
そもそもグローバルサイトとは、海外の顧客に向けて、外国語で情報を発信するウェブサイトのことです。
英語圏のユーザーに向けて、英語で情報を発信するサイトという感じです。
とはいえ、「じゃあ海外向けに自社サイトを翻訳すればOKなのか」というと、それほど簡単ではありません。
たとえば風俗の場合、日本と海外では文化や法律が異なるため、日本人ユーザーなら当たり前に知っていることでも海外ユーザーは理解できず、単に翻訳されただけのサイトでは情報がうまく伝わらない可能性があるからです。
つまり、HPをグローバルサイト化するにあたっては、単に今ある情報を翻訳するだけでは不十分であり、日本人ではない海外の人が利用することを考え、サイト内のコンテンツを適切にローカライズする(各国向けに対応させる)ことが欠かせません。
たとえば風俗の場合、「日本の性風俗とはどのようなものなのか」を前提として説明するコンテンツを盛り込む必要があるでしょう。
適切にローカライズしたグローバルサイトがあれば、日本の風俗を利用したい海外ユーザーは出国前に情報を正しく得ることができます。
誤った思い込みを持ったまま来日してトラブルを起こすこともなく、平和的なサービスが実現するでしょう。
自動リダイレクトするとSEO的にはマイナス?
日本へのインバウンドは欧米やアジア各国などさまざまで、実際に観光地を歩いてみると英語、中国語、韓国語、そしてヨーロッパ各国の言語が飛び交っています。
そんな中、HPのグローバルサイト化をより完全に推進するのであれば、複数の言語圏に向けたそれぞれのページを作成する必要があります。
ただし、そこで注意すべきポイントがひとつあります。
IPアドレスによる自動リダイレクト(ページの転送)は、避けたほうが良いという点です。
たとえば、英語圏でサイトにアクセスすると自動的に英語のページへと転送される……という仕組みにするのは、SEO的には好ましくない可能性があります。
2024年8月のGoogle SEOオフィスアワーにおいて、John Mueller(ジョン・ミューラー)氏は述べています。
自動リダイレクトは好ましくない、なぜなら他の地域向けのページを確認できなくなってしまうから
IPアドレスによる自動リダイレクトにより、ページだけでなくGoogleクローラーもまたリダイレクトされてしまうため、上の例でいえば、英語ページ以外のページがインデックスされないことになってしまうわけです。
また、一見するとIPアドレスによる自動リダイレクトはユーザーにとって親切な機能のように思われるかもしれませんが、実は“ありがた迷惑”なシステムといえます。
たとえば英語圏にいるからといって、検索するユーザーは必ずしも英語を母語とするわけではありません。
というわけで、必要なのはユーザーひとりひとりが自分の意思で言語・地域を選べるようにすることです。
自動リダイレクトよりは、むしろそのような選択の機能を設けることが望ましいといえます。
まとめ
上記のように、IPアドレスによる自動リダイレクトは、SEO的にも、またUXという点で考えても、望ましいことではありません。
自動リダイレクトの機能を取り入れるよりは、サイトにアクセスしたときパッと見て分かりやすいところに「言語・地域の切り替え」ができる選択メニューを設置しておくのがおすすめです。
要するに、世界中の誰がどこにいても扱いサイトにすることが、“真のグローバルサイト化”なのです。
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