WEBサイトをリニューアルする際に気を付けたい3つのポイント
- 投稿日:2021.03.10
- 風俗SEO
昨今、DX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいます。
今まではホームページからの集客よりも口コミで拡大していたから大丈夫!と考えていた多様な業種の店舗さんが次々とデジタルの世界に本格的に足を踏み出しています。
新しくホームページを作る場合は制作会社やSEO会社に依頼して、今のSEOや今のUX(ユーザーエクスペリエンス)を意識したものを作れば問題ありません。
しかし過去のホームページをリニューアルするという場合は注意しておくべき箇所がいくつかあります。
この記事ではその3つのポイントをご紹介します。
中古ドメイン
SEOでは「ドメインの持つパワー」が重要視されているとしばしば耳にすると思います。
確かに、ドメインの持つパワーはあるかもしれません。良いコンテンツを提供し続ければ、自然とサイトとしての評価は高まります。サイトとしての評価が高い=そのドメインのもつ力が強くなっている、と認識されています。
Googleは、検索アルゴリズムはドメインよりコンテンツを重視していると話しているので、実際どの程度中古ドメインにパワーがあるのかは分かりません。
ここで言いたいのは「中古ドメインを買うな」ということではありません。
「中古ドメイン」を使いたければ使っても良いと思います。
しかし、意図せず中古ドメインを購入してしまうケースがあるのです。
新規ドメインを購入したつもりが実際は過去に誰かが使用していたということがあります。
この場合、スパムサイトとして過去に使用されていたのならばGoogleはその評価を下げてしまう可能性もあります。
対策としては過去のサイトを閲覧できる『Wayback Machine』の使用がオススメです。
このサイトに購入したいドメインを入力すれば、過去にそのドメインでどのようなサイトが運営されていたのか確認することが可能です。
ぜひドメインの購入前に試してみてください。
noindexとrobots.txt
ウェブサイトを開発する際、テスト環境下では「noindexタグ」や「robots.txt」を使用してGoogleからクロールを弾き、サイトをインデックスさせない(検索結果に表示させない)ようにすることが多いです。
このテスト環境の仕様をそのままにサイトをオープンしたところで「noindexタグ」や「robots.txt」がテスト環境と同じ設定になっていれば、検索結果に表示させることはできません。
サイトのリニューアルでよくある初歩的なミス。
「絶対にそれはない」と思うことほど、実はサイトリニューアルでは起こり得るので、しっかりチェックしておきましょう。
リダイレクト設定
リダイレクト設定はサイトリニューアルでドメインを変更したり、URL階層を変更した場合などによく使用されます。
サイトリニューアルの際には、このリダイレクト設定のミスも致命的です。
よくあるパターンは以下のようなもの。
- リダイレクトの向き先のミス
- リダイレクト設定をしていない
- 302リダイレクトの使用
リダイレクトの向き先やリダイレクト設定をし忘れているケースは、noindexタグの外し忘れのようにかなり初歩的で致命的なエラーです。
これらはチェックリストを作るなり、サイト構造設計書を作成するなどでミスがないようにする必要があるでしょう。
気を付けたいのは302リダイレクト。
これを間違えることもそうそうないように思いますが、サイトリニューアルなどのように恒久的に転送する場合は、「301リダイレクト」を使用します。
302リダイレクトは一時的な転送に使用されることが適切な使用方法です。
実際、サイトリニューアルで302リダイレクトの設定をしていたサイトが、そのミスを指摘され、301リダイレクトに変更すると、リニューアル後にアクセスが低下していたそのサイトがかつてと同じようにアクセスが回復する例もあります。
サイトリニューアルは「あれもしなければ」「これもしなければ」と様々な準備をしなければなりませんし、リニューアル中に突発的な問題が生じることもあり、かなり大変です。
上記のようなポイントに注意して、よりよいサイトづくりを意識すると良いでしょう。
RELATED ARTICLE
関連記事
LATEST ARTICLE
最新記事