Passage Indexは結局どんなもの?もう施行されたの?
- 投稿日:2020.12.11
- 風俗SEO
先日12月4日、Googleがコアアルゴリズムアップデートを実施しました。
これによって現在順位変動が起こっております。ロールアウトの完了自体は1~2週間後と発表されていることからも12月18日前後には、現在のコアアルゴリズムアップデートが完了される見込みです。
The December 2020 Core Update is now rolling out live. As is typical with these updates, it will typically take about one to two weeks to fully roll out.
— Google SearchLiaison (@searchliaison) December 3, 2020
これによって大きな順位変動が起こっていますが、それと同時に気になることもありますよね。
そう、10月に発表されたPassage Indexについてです。
このPassage Indexはいつ施行されることになるのか、そしてどんなアップデートになるのかということなど、この記事でご説明いたします。
コアアルゴリズムアップデートと同時に施行されたのか?
今回のコアアルゴリズムアップデートはそもそもPassage Indexを試行しているのではないか?という推測もあります。
これに対し、Googleのジョン・ミューラー氏はオフィスアワーで以下のように発言しています。
Passage Indexが導入されたかどうかは分からない。だが、通常は他の変更とセットでコアアルゴリズムアップデートを実施することはない。同時に実行することもあり得るが、それはコアアルゴリズムアップデートとタイミングが偶然一致しただけだ。
Passage Indexが導入されたかどうかは実際には分からない様です。
しかしジョンいわく、コアアルゴリズムアップデートと同時に別のアップデートを実施することはないとのこと。
もともとPassage Indexは12月中に導入予定とされていましたが、コアアルゴリズムアップデートのロールアウト後に導入されるか、来年以降に導入される可能性が高そうです。
Passage Indexはどのように作用するのか?
そもそもPassage Indexの本来の目的は、従来のシステムでは評価対象にすることが難しかった、埋もれてしまっているようなコンテンツを探し、検索結果の上位に表示させることです。
しかしだからといって現在上位表示されているようなコンテンツが淘汰されるわけではありません。
では実際にどのような動きをするのでしょうか。
たとえば「牛肉」のキーワードを調べたとき検索結果には「牛肉」について詳しく書かれている、ユーザーにとって有益な情報が記載されている、要するにキーワードと関連性の高いページが表示されていました。
しかし「牛肉」についてだけでなく「鶏肉」や「豚肉」についても書かれているページはどうでしょう。
それは「牛肉・鶏肉・豚肉」について記載された「肉全般」のページとして認識されます。
もちろんこれも関連性が高いものではありますが、「牛肉」について知りたいユーザーにとってそのページが特に関連性が高いかと言われると難しいですよね。
しかし、実は「牛肉」の中でも特定の品種名を知りたいユーザーに対しては、「牛肉」について書かれているページよりも、「肉全般」について書かれているページの方が関連性が高い可能性があります。
こういったページを表示させることがPassage Indexの目的なのです。
いかがでしょうか。
実際にPassage Indexがいつ施行されるのかは分かりません。
しかし、Passage Indexによって現在の検索結果やアルゴリズムが大幅に変更されることはないでしょう。
今まで通り専門性の高いコンテンツを作成することが求められているという点に変わりはありません。
Passage Indexについて深く考えず、しっかりとしたコンテンツを作り続けましょう。
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