Googleがランキングシステムの一部改良を発表!Passage Indexingとは?
- 投稿日:2020.10.30
- 風俗SEO
先日10月15日、『Search On 2020』というオンラインイベントが開催されました。
このイベントでは検索に関する様々な新機能を紹介しています。
その中でGoogleがランキングシステムに関して変更することを発表しました。
それがPassage Indexing(Passage-Based Indexing)です。
Passage Indexingとは?
Googleの発表を簡潔にまとめると、「ページ内の特定の箇所だけを評価対象にする仕組み」と言えます。具体的な話をする前に今日までのGoogleのランキング評価を思い出してみましょう。
Googleはユーザーが検索するキーワードに対して関連性の高いページを検索結果として表示してきました。この時の『関連性の高いページ』とは、そのページ全体とキーワードの関連性から考えられていました。
さて、本題に戻ります。
今回Googleが発表した「Passage Indexing」は、一文/一節/一段落など、そのページの一部分だけを抜き出して判断します。
つまり、ページ全体の関連性に対してではなく、一部分のコンテンツであっても、ユーザーの疑問解決につながるものであれば、その一部分を評価することにしたのです。
Passage Indexingの対策
Passage Indexingが導入されたからといって、今までと何か変わった特別なことをしなければならないというわけではありません。
今まで通り、ユーザーの疑問に対して回答となるコンテンツを提供することが大事です。
このPassage Indexingに関しては、非常にニッチなキーワードを想定しているとすら考えても良いでしょう。
GoogleとしてはPassage Indexingの導入によって、たった一部分のコンテンツであったとしても、それがユーザーの抱く疑問の解決にピッタリはまるものであれば見逃したくないという思いなのでしょう。
そしてもう理解されているかとは思いますが、このランキングシステムの変更は一部。
つまり、基本的にはPassage Indexingを狙って施策するというのは最善の手段ではありません。
Passage Indexingの導入時期
今回発表されたPassage Indexingの導入時期に関してはまだ発表されていません。
11月にアメリカのGoogleが英語の検索で導入する、とのことですが、具体的に11月のいつごろかまでは発表されていません。
ここで導入されたのち、順次他の言語や他の国にも導入される予定です。
まとめ
Passage Indexingの導入によって、検索結果のおよそ7%に影響するといわれています。
しかし上述した通り、この変更があったからといって私たちが行うべきことは変わりません。
ユーザーの気持ちに立って考えたとき、どのような答えが欲しいと感じているのか理解し、適切なコンテンツをつくることが大事だと言えます。
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