リンクのマナーやルールは守れていますか?Googleが掲げる適切な形を紹介
- 投稿日:2023.02.24
- 風俗SEO
SEO対策において最重要であると考えられていることは2つあります。
それは「コンテンツ」と「リンク」です。
もちろんこれら以外にも重要な要素はたくさんありますが、この2つはGoogleという検索エンジンが確立された時から存在する要素であるため、この2つが最重要であるといっても過言ではありません。
さて、そんな重要な要素である「コンテンツ」と「リンク」ですが、今回はその中の「リンク」に関してご紹介します。
Googleが『リンクに関するベストプラクティス』の記事を更新
先日、Googleは検索セントラルブログの『リンクに関するベストプラクティス』の記事を更新しました。
もともとの記事では「適切な <a> タグを使用する」「解決可能な URL へのリンク」という2点のみが掲載されていましたが、今回の記事更新で5項目となりました。
一つずつ簡単に説明していきます。
リンクをクロールできるようにする
これは以前よりあった「適切な <a> タグを使用する」「解決可能な URL へのリンク」をひとまとめにした内容です。
要するに<a>タグを適切に使用しなければGoogleは解析することができません、という内容です。
基本的には以下の形であれば問題ありません。
【OK例】
<a href="https://example.com">
しかしごく稀に以下のような形でリンクを形成しているサイトがあります。
【NG例】
<span href="https://example.com">
おそらく打ち間違いかと思いますが、<a>タグを使用せずにリンクさせようとしてもGoogleは解析することができません。
そのためリンクの効果はありません。
アンカー テキストの設置
つぎにアンカーテキストの設置です。
アンカーテキストとはリンクを表示するテキストのことです。
これは次のような形であれば問題ありません。
【OK例】
<a href="https://example.com/ ">サンプルサイト</a>
このように、ユーザーに対してリンク先のページが何かを伝えることがアンカーテキストの役割です。
そのためアンカーテキストがない(空白の状態)はNGとされています。
適切なアンカーテキストの作成
先ほどの内容と似ていますが、ここではアンカーテキストをユーザーのためになるように作成しましょう、という内容が記述されています。
たとえば以下のようなものはNG例として紹介されています。
【NG例】
続きは<a href="https://example.com">ここをクリック</a>してください。
詳しくは、<a href="https://example.com">Webサイト</a>
このような形は確かに何があるのかユーザーは理解できるかもしれません。
一般的によく見るものですし、絶対にダメというわけでもありません。
しかし、Googleの提唱する「ユーザーのためになるアンカーテキスト」としてはいまひとつです。
多少長めのテキストであっても具体性のある表記をGoogleは推奨しています。
内部リンク: コンテンツを相互に参照する
このセクションでは内部リンクに関するアンカーテキストにも配慮しましょう、という内容が記述されています。
ユーザーもGoogleも、このページが「どういった内容のページなのか」「何が解決できるページにリンクされているのか」を明確化することが大事だと説明しています。
外部リンク: 他のサイトにリンクする
他サイトへのリンクは信頼性を確立するためにも役立つものだ、と記述されています。
特に情報源の引用などに使用されるのであれば非常に有効ですよね。
そしてこのセクションでは、「nofollow」「sponsored」「ugc」についても簡潔に記載されています。
「nofollow」はソースが信用できない場合にのみ使用、「sponsored」はリンクに対して何らかの方法で報酬を受け取る場合、そして「ugc」はコメントやフォーラム投稿など、ユーザー作成コンテンツに使用します。
まとめ
今回は『リンクに関するベストプラクティス』の記事が更新されたことについてご紹介しました。
ここに記載されている内容はすべてGoogleが提唱するリンクに関するマナーやルールです。
自サイトの運用において、このルールやマナーが適切な形で行われているのか、この機会にぜひご確認してみてください。
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