先日ロールアウトが完了した「Helpful Content Update」ってなに?
- 投稿日:2022.09.14
- 風俗SEO
Googleは英語圏のコンテンツに対し、新たな検索アルゴリズムアップデートを実施しました。
それが「Helpful Content Update」です。
今回はこのアルゴリズムアップデートの内容、そして英語圏のみではありますが、このアップデートの結果どのように変化したのかについて説明します。
いずれ日本語にも対応する可能性は高いので、ぜひ確認してください。
Helpful Content Updateの目的はなに?
「Helpful Content」を日本語で直訳すると「便利なコンテンツ」となるかと思いますが、Googleのドキュメントから推察するに、「人々にとって有益なコンテンツ」という意味でしょう。
Googleが掲げる10の事実の最初の項目にもある通り、「ユーザーに焦点を絞る」ということをGoogleは非常に大事にしています。
しかし、ユーザーに対して焦点を絞ったコンテンツではなく、SEOによって検索順位を上昇させるための無益なコンテンツは多い状態です(かつてに比べると、かなりその数は減ったようにも思いますが)。
そういったコンテンツを排除し、しっかりとユーザーに焦点を絞った有益なコンテンツの評価を高めることが目的です。
その証拠にGoogleのドキュメント内の大見出しには「Focus on people-first content」とあります。
これは、「ユーザーを第一に考えたコンテンツに焦点を当てる」という意味ですから、まさにその通りだと言えるでしょう。
Helpful Content Updateの動向は?
Helpful Content Updateは8月25日(太平洋時間)から2週間をかけ、9月9日ロールアウトが完了しました。
結果からすると、Helpful Content Updateによるものかどうかは断定できないものの、ロールアウト中に変動が大きい日も確認できています。
ただ、アップデートの内容からして大きく動くのではないかと考えられていましたが、実際にはその変動は予想よりも小さかったようです。
さて、ではどのようなサイトがアップデートの影響を受けたのでしょうか。
海外のウェブマスターとして名高いリリー・レイ(Lily Ray)氏はTwitter上で「辞書」「文法」「製品マニュアル」などのサイトの順位が落ちていることを共有してくれました。
そしてこれらのコンテンツに共通する点として「別の場所からスクレイピングされたコンテンツ」であることも教えてくれています。
※参考※リリー・レイ氏のTwitter投稿
Here are 6 other sites seeing declines: dictionary, grammar and product manual sites.
One common factor among several of them: the content is scraped/taken from somewhere else – and that’s the entire purpose of the site. pic.twitter.com/zrLjstKgL3
— Lily Ray 😏 (@lilyraynyc) September 9, 2022
まさに今回のHelpful Content Updateの目的通りなのではないでしょうか。
「辞書」や「製品マニュアル」などのコンテンツは、間違いなくユーザーとって有益であると言えます。
しかし、他のサイトからのスクレイピングであればそれは要するにコピーコンテンツであるわけですから、評価を下げられてしまっても仕方ありません。
今までもGoogleはコピーコンテンツの対処をしてきていると思いますが、今回のアップデートによってさらに対処できるようになった、ということなのでしょう。
つまり、今までGoogleが掲げてきた「オリジナルのコンテンツ」「ユーザーにとって有益なコンテンツ」であれば、評価を下げるような事態にはならないと考えられます。
まとめ
今回はGoogleが導入したHelpful Content Updateについてご紹介しました。
ロールアウトの結果に関しては英語圏のみの情報ですから、日本がその対象になった時にどのようになるかは分かりません。
しかし、今までこの風俗売上.comのコンテンツでもお話してきたような、ユーザーにとって有益かつオリジナルのコンテンツをしっかり作成すれば問題ありません。
Googleが掲げる10の真実の最初の項目に沿ったコンテンツをつくることを心がけましょう。
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