ステータスコード503が404としてインデックスが削除されるケースがある!?
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投稿日:2022.07.27
最終更新日:2022.09.05 - 風俗SEO
アクセスが一時的に集中してしまいサーバーがダウンしてしまうようなケースがあります。
この時、通常、ステータスコード503を返します。
ステータスコード503は、上記の通りアクセスが集中してしまいサーバーが処理できない時に返します。
しかしGoogle検索において、このステータスコード503を返すはずが、ステータスコード404として扱われてしまい、インデックスから削除されてしまうケースが存在するのです。
なぜインデックスが削除されてしまうの?
通常であればステータスコード503が返ったとしても、インデックスが削除されてしまうようなことはありません。
ステータスコード503はあくまでも「一時的に」アクセスが集中してしまったがために起きたエラーなので、そのエラーさえ解消されてしまえば問題なく閲覧できるわけですから、インデックスが削除されるようなことにはなり得ないのです。
これに対しステータスコード404は、サイトやページが見つからないときに表示されるステータスコードです。
例えばユーザー側が直接URLを入力したものの間違っていた様な場合や、サイト側のミスで内部リンクのURL間違っていた様なケース、あるいはページを削除してしまったケースなどに使用されます。
ページが見つからないわけですから、Googleはインデックスをする必要はないURLとして認識します。
つまり、上述したようにステータスコード404のように扱われてしまった場合、インデックスから削除されることがあるのです。
503が404として返される理由は?
では、なぜこのようなことが起こってしまうのでしょうか。
1. 誤って503を返しているケース
まず第1にサイト運営者側のミスで404エラーを返しておくべきページが誤って503を返しているケースです。
本来、ページを削除した場合は404を返すべきです。
しかしこれを誤って503に設定してしまっていた場合、Googleとしてはページが見つからないものをインデックスするわけにはいかないわけですから、インデックスは削除されてしまいます。
2. しばらく503を返し続けているケース
ステータスコード503の意図を改めて考えてください。
このステータスコードは「一時的に」サーバー処理ができないケースで使用されるものです。
しかしこれがしばらく続くような状態であれば、それは「一時的に」という状態ではありませんよね。
したがって、アクセス集中によって503を返すように指示しても、それが改善されず一定期間続くようであれば、Googleの判断としては「ページが見つからない」ということになるため404扱いをし、インデックスが削除されてしまうのです。
まとめ
今回紹介したようにステータスコード503を返しても、それが誤って設定しているとGoogleに判断されてしまったり、それが一時的ではなくしばらく続くようであったり…となればステータスコード404として扱われ、インデックスから削除されてしまいます。
本来の使用と相違がある場合はインデックスから削除されてしまっても仕方ありませんが、正しく指示していてもそれが改善されなければインデックスから削除されてしまいます。
このようなケースに陥らない様、ステータスコードの指示は適切に、そして改善は速やかに行うことが必要です。
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