警告通知!?「インタースティシャル広告」とは?実装してはいけないの?
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投稿日:2022.05.11
最終更新日:2022.09.08 - 風俗SEO
「インタースティシャル広告」をご存知でしょうか。
インタースティシャル広告に対してGoogleは警告を始めています。
今回の記事では、インタースティシャル広告とはなにか、そしてGoogleが始めた警告に関して説明していきます。
風俗店様のウェブサイトにおいてはあまり実装していない機能かと思いますが、別URLのサイトを運営していて、風俗店のホームページに飛ばすようなインタースティシャル広告を打ち出しているケースもあるかと思います。
そういったサイトに心当たりがある場合はぜひこちらの記事をご確認ください。
インタースティシャル広告とはなにか?
インタースティシャル広告とは、「コンテンツに覆いかぶさる形で表示される広告」のことです。
そもそも「インタースティシャル」は英語で「中間部の」「介在性の」といった意味があります。
※「介在性」…何かが中間に入っている性質
要するに、「何かの中間部にあるもの」が「インタースティシャル」ということです。
ウェブページで言い換えれば、「何か」はメインとなるコンテンツを指すので、メインコンテンツの中間部に表示される広告が、インタースティシャル広告ということです。
少々細かく言えば、ウェブページを開いたと同時に表示される広告を「プレステイシャル広告」、とあるウェブページから別ページへ移動する間に表示される広告を「ポスティシャル広告」とも呼びます。
これらも全てインタースティシャル広告のひとつです。
何かを調べるために文章を読んでいたら急に広告が表示されたり、ウェブページをクリックしたらメインコンテンツが表示されるのと同時にそれに覆いかぶさるように広告が表示されたりしたことはありませんか?
それこそがインタースティシャル広告です。
これに対してGoogleが「警告」を始めたのです。
なぜGoogleは警告を始めたの?
なぜこれに対してGoogleが警告を始めたのか一言で言えば「鬱陶しい」からです。
ユーザーからすればメインコンテンツを見ることを邪魔されているわけです。
ユーザーのための検索結果を追求しているGoogleからすれば、ユーザーにとって邪魔なものは排除したいと考えるのは至極当然です。
そこで今回GoogleはSearch Consoleを使用して、インタースティシャル広告を実装しているウェブサイトに対して「警告」を始めたのです。
Googleは2017年1月、ページ全体を覆い隠すインタースティシャル広告を表示しているサイトの評価を下げるアルゴリズムを導入しています。
この時はまだモバイルの検索結果のみの範囲でしたが、2022年2月に導入されたページエクスペリエンスシグナルによってPCの検索結果にも対応するようになりました。
それでも未だに導入しているサイトが多くあるため、今回Googleから警告通知が届くようになったのです。
インタースティシャル広告を表示している場合の対処法
インタースティシャル広告を表示している場合の対処法はとても簡単です。
インタースティシャル広告をなくせばいいのです。
そもそも、インタースティシャル広告を打ち出す必要があるのか再度考えなおしてみてください。
それでもまだコンバージョンが獲得できているのならば実装したままでも良いでしょう。
しかしながら検索での流入は見込めませんから、検索流入を考えたい場合は削除することをオススメします。
Googleの今回の通知の最後の一文に「煩わしいインタースティシャルを対処した場合、それは適切に考慮する」と書かれています。
インタースティシャルの対処さえすれば、検索結果への反映も考慮すると受け取れます。
通知がきても焦らず、適切に対処するようにしましょう。
まとめ
「インタースティシャル広告」について決して「良いものではない」ということはご理解いただけたかと思います。
2022年2月より導入された「ページエクスペリエンスシグナル」によって、Googleはユーザーファーストの検索結果をより大事に考えていることが伺えます。
もしインタースティシャルを知らず知らずのうちに導入しているようであれば、適切に処理していきましょう。
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