2021年8月、Googleはページタイトル生成アルゴリズムのアップデートを行い、多くのサイトが影響を受けました。
もしこの結果によって、サイト運営者のみなさんが指定していたタイトルタグを無視して、Googleによって異なるタイトルタグを生成されてしまった、想定していたキーワードを外されてしまったのなら、ぜひこの記事を参考にして改善してみてください。

今回はこのタイトル生成アルゴリズムのアップデートへの対策をご紹介します。
※参考例もあげて説明しますが、これらは各セクションに適するものを作成したものであり、上位表示を保証するものでは御座いません

絶対に考えたい４つのポイント

タイトルタグを生成する時に考えておきたい４つのポイントをご紹介します。

１．タイトルタグの適切な長さ

タイトルタグの適切な長さとして、半角で51文字～60文字程度とされています。
日本語は全角での表記になることが多いので、だいたい25文字～30文字となります。
この定義は、検索結果の幅に起因しています。
長すぎるタイトルや短すぎるタイトルにしている場合は注意しなければなりません。

【NG例：タイトルが短すぎる（13文字）】

新宿のデリヘル○○△△□□

【OK例：タイトルが適切な長さ（25文字）】

新宿歌舞伎町発の高級人妻デリヘル店【○○△△□□】

２．キーワードの繰り返しは避ける

今回のアップデートにおいて繰り返して使用したキーワードを削減しているケースが多く確認されている様です。
そのため、キーワードを繰り返して使用している場合は必要な箇所にだけ設置することが重要です。
もしも重複しそうな場合は似たような言葉やユーザーが使いやすいキーワードを使用することが大事です。

【NG例：キーワードが重複している】

新宿人気No.1の高級人妻デリヘル－新宿デリヘル○○△△□□

【OK例：（25文字）】

新宿歌舞伎町発の高級人妻デリヘル店【○○△△□□】

３．タイトルタグを最新の状態にする

タイトルタグに最近の日付を入れているパターンを最近よく見かけませんか？
たとえば「2022年最新」「2022年〇月」などの記述です。
この日付の情報が古くなっていれば、その情報はその時点で止まってしまっているということになりますよね。
たとえメインコンテンツの情報を最新に書き換えていても、タイトルの日付が古いものであればユーザーはその時点の情報だと認識してしまいます。
もし日付を記載しているのなら、この点は注意しなければなりません。

【NG例：情報が古い（現時点を６月１日と仮定）】

１月1日の出勤情報－新宿発高級人妻デリヘル【○○△△□□】

【OK例：情報が最新（現時点を６月１日と仮定）】

6月1日の出勤情報－新宿発高級人妻デリヘル【○○△△□□】

４．セパレーターを多用しない

セパレーターとは、タイトルタグを分割する際に使用する記号のことを指します。
たとえば「｜」この記号（パイプと呼ばれています）を使用しているサイトはよく見ますよね。
他にも括弧（《》【】）、コロン（：）などもこれにあたります。
これを多用することでタイトルが分割されてしまい、Googleによって短くされてしまう可能性が高いです。
「多用」と書きましたが、シンプルにひとつだけ使うと良いのではないかと思います。

【NG例：ダッシュ（－）と括弧（《》）を使っている】

6月1日の出勤情報－新宿発高級人妻デリヘル≪○○△△□□≫

【OK例：情報が最新（現時点を６月１日と仮定）】

6月1日の出勤情報－新宿発高級人妻デリヘル○○△△□□

h1タグとの一致も大事！

最後はタイトルタグを指示する時に気を付けることではありませんが、h1タグと一致させることも重要であると考えられます。
今回のアルゴリズムアップデートによって、h1タグとして設定しているものが検索結果として出てくるケースが多く見られた様です。
この点を考慮すると、タイトルタグとh1タグを一致させておけばこの点は解消できる可能性があります。

まとめ

タイトルタグを指示する時に重要な４つのポイント、そして最後にh1タグと一致させるという点をご紹介させていただきました。
他にもタイトルタグを指定する際に注意しておきたいポイントはあります。
Googleが提示している技術ドキュメントを参照しながら、オリジナルのタイトルを付けることを意識しましょう。