ページスピード改善に役立つ「WebP」!Safariでもサポート決定
- 投稿日:2020.06.26
- 風俗SEO
世界的に普及率が高くなったスマートフォン。
皆様、スマートフォンはどの機種をご利用していますか?かなり多くの方が「iPhone」と答えるのではないでしょうか。
それもそのはず。
実は日本では約57%のスマホユーザーがiPhoneを利用していると言われています。
スマートフォン所有者の半数以上がiPhoneを利用しているのです。特に若い世代でiPhoneの所有者が多いようです。
そんなiPhoneを展開するApple製のブラウザ「Safari」で動きがありました。
Webに関わる皆さんなら、かなり大きな変化なので、ぜひとも覚えておきましょう。
ページスピードを問題視するGoogle
近年、Googleはページスピードに対する重要性を高めていると考えられます。
PageSpeed InsightsやCore Web Vitalsがそれにあたるでしょう。
以前、『Core Web Vitals』という新たな指標が検索ランキング要因に導入される、という内容の記事を公開しました。
まだ『Core Web Vitals』をよく知らないという方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。
こちらの記事でも紹介した、
LCP(Largest Contentful Paint)という項目、これは分かりやすく言えば『読み込み時間』です。
つまり、ページを表示する速度に関わる内容ですよね。
PageSpeed Insightsを一度でも利用したことがある方なら分かるかと思いますが、
ページスピードが遅い原因として画像ファイルの指摘を受けることがあります。
Google PageSpeed InsightsのDevelopersには以下のような内容が書かれています。
- 画像の見た目の品質に大幅な影響を与えずに、ファイルサイズを小さくする
- 画像の最適な種類(保存形式)、画質、解像度を選ぶ
- 必要とする効果がCSSで得られる場合はCSSにする
- 端末の種類に合わせて適切に拡大縮小される方法で構築する
このように、画像に関する内容がいくつも書かれているのです。
それだけ画像ファイルがページの表示スピードに与える影響が大きいということが分かります。
画像問題はWebPで解消できるかも!
この度、Safariのバージョン14で、WebPを標準機能としてサポートすることが決まりました。
(※ただし正確にはβ版です)
WebP(ウェッピー)とはGoogleが開発した静止画像フォーマットです。
ファイルの拡張子は「.webp」となります。
Googleが示した事例ではJPEGと比較して25-34%ほどファイルサイズが小さくなります。
現在の画像フォーマットでは最も軽いものであると言えるでしょう。
つまり、ページの表示速度を速めることにも一役買ってくれる存在なのです。
今、WebPは世界で使用されているブラウザの約80%が対応しています。
しかし、特に日本でメジャーなブラウザ「Safari」ではサポートされていなかったのです。
つまり、画像ファイルのサイズを小さくするためにWebPに変更しても、Safariではサポートされておらず、多くのiPhoneユーザーがいる日本ではあまり意味のないものとなっていました。
そのため、WebPに画像を変更しないウェブマスターの方も多かったはずです。
しかし、今回の発表でSafariでもWebPがサポートされる様になりました。
まだ、β版なので正式採用ではありませんが、これが今後の足掛かりとなる可能性は非常に高いと考えられます。
ぜひこの機会にWebPを採用して、ページスピードの改善を行ってみてはいかがでしょうか。
LATEST ARTICLE
最新記事