ユーザーが生成するコンテンツをGoogleはどう評価するのか?
- 投稿日:2020.06.13
- 風俗SEO
突然ですが質問です。
今年(2020年)の4月・5月、日本では新型コロナウィルスの影響を受けたことで緊急事態宣言が発令されましたよね。
これによって働き方が変わり、自宅でのリモートワークを実践した方は多いはず。
買い物にも行くことができないので、通販サイトを使って何か購入したという方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。
若年層では50%が、子育て世帯では60%が通販の利用が増えたと一部では報道されています。
シニア世代でも10%ほどが通販利用が増えたとのこと。
さて、この記事を読んでくださっている皆様はどうでしょう?
通販の利用は増加しましたか?何か気になる商品や新発売の商品は購入しましたか?
今回お伺いしたのは、『通販の利用が増えた』かどうかではなく、
『何か気になる商品や新発売の商品は購入しましたか?』の方。
気になる商品や新商品が発売された時、
よほど以前より気になっていて、買うと誓っていた商品でもなければすぐに購入はしませんよね。
では、まず何をするのか?
それは『他のユーザーの評価を見る』ではないでしょうか。
もちろん、他の行動を起こす方もいらっしゃるとは思いますが、
多くのユーザーが他のユーザーのレビューを見ています。
前置きが長くなりましたが、今回お話したいのはタイトル通り、
『ユーザーが生成するコンテンツをGoogleはどう評価するのか?』です。
ユーザー生成コンテンツとは
ユーザー生成コンテンツ(UGC)の代表として、
通販サイトのレビューを例にしましたが、他にも身近なものがあります。
たとえばSNS。これは各SNS媒体がコンテンツを作成するのではなく、
ユーザーが自分たちで発信していますよね。
他にもYahoo知恵袋なんかもそうです。
つまり、ユーザー生成コンテンツとは、サイト管理者が制作したものではなく、
ユーザーが生成するコンテンツのことを指します。
Googleの見解
Googleのジョン・ミューラー氏は、このUGCに関して以下のように解説しました。
- Googleはそのコンテンツを「サイト管理者のコンテンツ」か「ユーザーが作ったコンテンツ」か区別していない
- ユーザーが作ったコンテンツでもそのウェブサイトに存在しているのなら、そのサイトのコンテンツとして評される
- 多くのユーザー生成コンテンツがあるのならば、基準に見合うか管理しておくべきである
- 品質を確保したいのであれば、デフォルトでnoindex robots metaタグを付けておく
(品質に問題がなければnoindexタグを外す) - 品質基準を決めるのは基本的にサイト管理者だが、ユーザーの投票で決めても構わない
- ユーザーが設置したリンクはデフォルトでrel=”ugc”を付け、評価対象にならないようにしておく
つまり、Googleはユーザーが生成したコンテンツであろうが、
サイトにある限り、そのサイトの評価になるという見解を出しています。
ユーザー生成コンテンツの中には非常に品質の高いものもあれば、スパムまがいのコンテンツもあるかもしれません。
そのため、ユーザー生成コンテンツがあるサイトの場合は、管理者によるサイト管理が非常に重要なのです。
風俗店におけるユーザー生成コンテンツと対処
風俗店のウェブサイト、風俗ポータルサイトなどでも同じことが言えます。
風俗店のユーザー生成コンテンツとして代表格となるのは「口コミ」でしょう。
ユーザー生成コンテンツとして口コミが投稿できるウェブサイトの場合、
そのコンテンツがインデックスに値する品質をもっているのならインデックスさせるべきでしょう。
ユーザー生成コンテンツの監視にまで手が届かないという場合は、
noindexタグをデフォルトで設置しておくことがベストプラクティスといえます。
ユーザーが勝手に生成するコンテンツ。
しかし、そのウェブサイトにある限り、それはサイト管理者のもつコンテンツです。
評価基準やフローを取り決め、しっかりと考えておくべきでしょう。
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