突然ですが、自分の管理するウェブサイトのドメインを正確に把握しているという方はいらっしゃいますか?
ウェブマスターの皆さんならおそらく把握しているかと思いますが、この春から新たにウェブサイトの管理者になった、インハウスSEO・マーケティング部門の担当者になったという方であれば、まだ正確に把握できていないということもあると思います。
SEOはコンテンツが重要、ページの使いやすさや表示速度が大事…こんなことは当たり前のように知っていると思います。
しかしドメインの重要性に関しては、きちんと理解できていない方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では「SEOとドメイン」について紹介します。

ドメインは「住所」という認識だけではもったいない

そもそもドメインはウェブサイト上にある住所のようなイメージです。
今やドメインといえばアルファベットの羅列というイメージだと思いますが、まだまだインターネットが普及して間もないころは数字の羅列でした。

 

「住所なら別にどんなものだって問題ない」と思ってしまうかもしれませんが、実はそういうわけでもありません。
たとえば同じような風俗サイトがあったとして、片方はfuzokuがあり、もう片方には特に関連性のないmovieの文字があったとしましょう。
この時、ドメインだけを見てどちらが風俗のサイトだと思いますか?と質問されたら99%の方がfuzokuの方と答えるはずです。
でもこれが映画のレビューサイトはどっち?と聞かれればmovieの方を選ぶことでしょう。
Googleはこのように、ドメインがそのサイトの内容を連想できるものにするべきだと以前から話しています。

ccTLDとgTLD

ドメインには必ず.comのような.(ドット)以降の文字列が何かしら付いています。
.com以外であれば.jpが有名でしょう。
これらのドット以降の文字列のことをTLD(トップレベルドメイン)といいます。
そしてこのうち.jpのようなTLDをccTLD(国コード別トップレベルドメイン)と呼び、.comのようなTLDをgTLD(ジェネリックトップレベルドメイン・分野別トップレベルドメイン)と呼びます。

 

ccTLDは.jp.fr.deなどがあり、これらはそれぞれの国を表しています。
.jpは日本、.frはフランス、そして.deはドイツです。
これらのドメインはその国に対して焦点を当てる場合に使用されます。

 

gTLDは.com.info.movieなどがあります。
gTLDはccTLDとは違い、ターゲットにしている国などは関係ありません。
ちなみにgTLDには.tokyo.nagoyaなどもあり、地域に特化した感じに見えますが、実際にこれらのドメインにそういった力はありません。
そのため、東京で風俗をしているから.tokyoにした方がSEO的に良いということはありません。

 

ccTLDが増えることはありませんが、gTLDは今後新たに出現することもあります。
しかし新たに生成されたgTLDがSEOに良い影響をもたらすといったことはありませんし、.comだから良いということもありません。

まとめ

ドメインはドットを境として前半と後半に分けることができます。
前半部分は運営するサイトと関連するワードにし、Googleやユーザーに対して、このサイトはこういうサイトだということを示す方が良いでしょう。
そして後半のTLDは日本をターゲットにしているのなら.jpにするのも良いですし、gTLDにしても良いと思いますが、ターゲットの異なるccTLDだけは選ばないようにしましょう。
ドメインとSEOは意外にも関連性があります。
そのシグナルは微小なものかもしれませんが、コンテンツやリンク、ユーザビリティなどと同じく重要なシグナルであることは間違いありません。