Googleはランキングシグナルにサイト全体とページ単位の両方を利用している!
- 投稿日:2024.11.28
- 風俗SEO
このほど、Googleは検索ランキングを決定するにあたり、「ページ単体」と「サイト全体」でランキングシグナルを利用していることを、ドキュメントで明らかにしました。
実は、2024年3月の段階で軽く説明されていたことではありましたが、それが今回のドキュメントで明文化されたカタチとなります。
というわけで今回は、あらためて「ランキングシグナルとは?」という点をまとめつつ、今回のドキュメントでまとめられた内容について見てみましょう。
ランキングシグナルとは?
そもそも「ランキングシグナル」とは、文字通り「ランキング決定のためのシグナル」です。
具体的には、Googleなどの検索エンジンが検索結果を表示させる場合、膨大なウェブページをどういう順序(ランキング)で表示させるか決定するためのシグナルといえます。
また、各ウェブページがユーザーに提供している情報の「有用性」を評価するための基準でもあります。
つまり、ユーザーにとって役立つ充実した情報を発信していることを評価しているわけですね。
そんなランキングシグナルには、以下のような種類があります。
- コンテンツの質
- 顧客体験(ユーザーエクスペリエンス)
- ユーザー行動(滞在時間やクリック率など)
- 外部リンク(被リンクの数および質)
ドキュメントに追加された内容について
今回、Googleは「Google検索ランキングシステムガイド」を更新しました。
そのページ上部に、「検索ランキングには『個々のページレベル』と『サイト全体レベル』の両方のシグナルが使用されている」という旨を記載しています。
ここから読み取れるのは、たとえ「サイト全体」のシグナルが優れていたとしても、サイト内の「すべてのコンテンツ」が常に高いランキングになるわけではないということです。
逆に、「サイト全体」のシグナルが優れていないとしても、サイト内の「すべてのコンテンツ」が低いランキングになるわけではないということ。サイトそのものはそれほど高く評価されなくても、ページ単位で高く評価されたものがあれば、そのページが上位に表示される可能性はあるわけです。
ただし、このように書くと「サイト全体は劣っていてもいい」「良いページがひとつあればそこが上位に入るはず」と思われるかもしれません……。
しかし、Googleは基本的にページ単位で評価してランキングを決定しているものの、サイト全体で評価するシグナルもランキング決定に関わっています。
そのため、やはりひとつずつのページを充実させるだけでなく、サイト全体をより向上させる取り組みが欠かせないといえるでしょう。
RELATED ARTICLE
関連記事
LATEST ARTICLE
最新記事