先日アップしたコラムはご覧いただけたでしょうか。
今回のコラムでは前回のコラムと非常に深い関わりがあるので、まだご覧になられていないようであれば、先に前回のコラムをご覧ください。

Googleはクロール頻度を下げたい？今がチャンスかもしれないってホント！？

優先的にクロールされるような高品質なコンテンツを作り上げることでクロールの頻度が高くなる可能性があります。
Googleのゲイリー氏が今年の自分の使命として「クロール量を減らす」と明言したことによって、このクロール頻度という点が非常に重要性であるようにも思えます。

前回の記事でもお伝えした通り（上述した通り）、クロール頻度を上げることには高品質なコンテンツを作り上げる必要がありますし、なによりもそれはコンテンツ面のSEO対策としては最終到達地点といっても過言ではありません。
つまり、「クロール頻度を上げる」ということを考えるまでもなく、「高品質なコンテンツ」を作り上げることができたのであればそれがむしろゴールと言えるのです。
この点を勘違いしている人がかなり多くいる様ですので改めてお話しておきます。

クロール頻度を高めても無駄！？

先に述べた話をギュッと凝縮すると「重要なページとGoogleが認識するようなコンテンツを作り上げれば優先的にクロールされる」ということです。
ですがこれを誤認して「クロール頻度を高くすればそのページが重要であると思わせることができる」と思っている方が一定数います。
これに対してきちんと断っておきます。それはできません。
高品質なコンテンツ「だから」クロール頻度が高いのです。

「クロール頻度を高くする」

このためにできることは小手先の芸や技術ではなく、Googleが好きそうなコンテンツを作り上げることでもなく、Googleに高品質なコンテンツであると思わせるコンテンツを作り上げることしかありません。

クロール頻度も後からついてくる

Googleの10の事実に「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる」という言葉があります。
この「他のもの」にクロール頻度も含まれていると思えば分かりやすいでしょうか。

クロール頻度を上げるために記事を幾度となく更新するなど小手先の技は必要ありません。
そんなことをしたとしても何の意味も持たないのです。

そして「ユーザーに焦点を絞れば」というところはコンテンツを作るうえで最も大事なことでもあります。
ここまでの内容をすべてまとめあげると以下のようになります。

ユーザーに焦点を絞り、ユーザーにとってためになるコンテンツを作り上げることが高品質なコンテンツを作り上げることに繋がります。そしてそれはクロール頻度やランキングなどにも良い影響を与えます。