Googleが検索結果で表示されるサイトに対して、そのサイトが信頼できるものか、その情報が信頼できるサイトに書かれているのかを示す機能を導入しました。
ただし、現在はまだアメリカの検索結果に対しての提供のみで、日本の検索結果に対しては提供されていません。
とはいえ、この機能が有益であるとGoogleが考えていることは間違いありません。
ともすれば日本の検索結果に対してこの機能が導入されることも、そう遠い未来ではないでしょう。

どんな風に表示されるの？

そもそもどのような形で表示されるのでしょうか。
我々がGoogle検索してもおそらくほとんどが日本の検索結果になってしまいます。
設定地域をアメリカにしていなければ、基本的に日本のGoogle検索が利用されます。

そこでアメリカの検索結果ページをいくつかご紹介します。
まずは「Newyork」といれてニューヨークを調べてみました。

ナレッジパネルにはニューヨークの地図やビル群の画像がありますね。
そして検索結果1位は日本でも有名な「ニューヨークタイムズ」が表示されています。
さらに、構造化データをマークアップしているのでリッチリザルトも表示されていますね。
下部にはVideoでYouTubeも表示されています。

さて、それではどこが変わったのでしょうか？
一目見て気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、答えはURLの横。
縦の３点リーダーがありますよね。ここをクリックすると以下の画像のように表示されます。

こちらはパソコンでの検索結果ですが、スマートフォンでも同様に表示されます。

どのようなことが書かれているの？

どのように表示されているのかはお分かりいただけたかと思います。
それでは続いて、どのような情報が記載されているのかを見ていきましょう。

先ほどの英語の検索結果をGoogle翻訳を使用して日本語に変えてみましょう。

ソース、つまり情報源はWikipediaのようですね。
この点に関してGoogleは無料で利用できかつ信頼できるためと話しています。
つまり、「このサイトはWikipediaに掲載されているサイトです、だから信頼できますよ。」というわけです。

そして、ソースの下側には「このサイトへの接続は安全です」とありますね。
これはHTTPSを適用しているサイトにこのような表示がつくようになっています。

それでは「Wikipedia」に記載されていないサイトはどうなるのでしょうか。
実はWikipediaに記載されていないサイトは以下のように記載されます。

「10年以上前にGoogleに最初にインデックスに登録されました」とありますね。

Wikipediaに情報はないサイトですが、10年以上前からサイト運営をしているサイトなので信頼できますよ。

という意味なのでしょうか。
この真意は分かりませんが、インデックス歴についてかかれているということはそういうことではないかと推測されます。
まだサイト運営を始めたばかりのサイトであれば「1年以上前」「6ヶ月前」などと書かれるのでしょうか。
どのみち、サイト運営歴という点が大事だと考えているように思えますね。

まとめ

さて、このように信頼性をユーザーに示す機能がアメリカの検索結果にて導入されました。
これらは求人検索やローカル検索にも適用されます。
日本での導入もそれほど遠い未来ではないでしょうから、意識しておくと良いでしょう。

もし実際に試してみたい方がいらっしゃる様であればこちらのURLをクリックしてみてください。

https://www.google.com/?gl=us&hl=en&gws_rd=cr&pws=0

このURLから検索すれば、日本で検索しても英語表示で検索することが可能です。