普段からGoogle Search Consoleを使用しているウェブマスターの皆様。
待望の機能が追加されましたのでご紹介します。
今年2月にもGoogle Search Consoleの機能強化についてお話させていただきました。

Search Consoleの機能強化！レポート機能の進化とアドレス変更ツールの改良

この時はアドレス変更ツールとレポート機能の改良に関して紹介しました。
今回はGoogle Search Consoleに多くのユーザーが最も求めていた機能が追加されたので、ウェブマスター様必見です！

Search Consoleのレポート対象ページが減る！？

一度Search Consoleを開いて、モバイルユーザビリティのレポートを開いてみてください。そして、4月中旬ごろを確認してみてください。実はGoogle、4月12日以降、レポート対象にするページ数を減少させています。
そのため、4月中旬ごろを確認していただくと、注釈が入っていることが分かると思います。

レポート対象にするページ数が減少しているのは以下の４つ。

• AMP
• モバイルユーザビリティ
• 速度
• リッチリザルト

気になるのは、「なぜGoogleが意図的にレポートするページ数を減らしたのか？」ですよね。これにはSearch Consoleの速度パフォーマンスを向上させる目的がある様です。
とはいえ、レポーティングされるページ数が減ってしまうと細かいデータの確認が難しくなってしまうので少し困りますよね。
あまり著しく減少させてはいない様ですが、定期的な監視を徹底しているのであれば、この点には留意しておきましょう。

ついに「クリップボードにコピー」ができる！

ありそうでなかったアノ機能。
「クリップボードにコピー」の機能がSearch Consoleで使用できるようになりました。先ほど紹介したAMPやモバイルユーザビリティなどのレポートでこの機能を使用することができます。

「なんだ、ただそれだけか…」と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、この機能は些細な変化ですが非常に有能です。

今までは選択してコピーしたつもりでもコピーできていなかったり、コピーできていても形が崩れてしまうこともよくありました。しかし、この機能の登場によってURLのコピーが非常に楽になったのです。

実はユーザーからのフィードバックで実現された機能

実はこの「クリップボードにコピー」の機能はユーザーのフィードバックにから生まれた機能だそうです。Googleが「多くのユーザーから要望があった」と話していることがなによりの証拠。

ウェブサイトをよりよくするために改善していくウェブマスターと同じように、Googleもよりよくするためにいろんな機能を追加しています。実現するかどうかは別として、多くのユーザーがその機能を所望すれば、それが実現される可能性もあります。

Search Consoleの左下には【フィードバックを送信】という欄があります。ここからGoogleに対してSearch Consoleのフィードバックを行うことができます。

Google Search Consoleは、ウェブマスターの皆様が使用する頻度が高いツールですから、ほんのちょっとしたことでも機能改善のためにフィードバックを送ってみてはいかがでしょうか？