注意しないとiPhoneで映らなくなるかも!?あなたのサイトは大丈夫?
- 投稿日:2020.04.17
- 風俗SEO
HTTPSでの表示を行うことは今や当たり前となりました。
古くからWEBについて少しでもご存知の方なら「HTTP」の方が慣れ親しんでいますが、ここ数年で「HTTPS」が主流になってきました。
HTTPとHTTPSで何が違うのかを簡潔に述べれば、『HTTPSにすることでセキュリティ的に安全になる』ということです。HTTPの後ろに付けられた「S」は「Secure」、日本語に訳すと「安全な」です。つまりセキュリティ対策がしっかりしている、という意味です。
しかし、実はHTTPSにしたことで意外なエラーが起きてしまう可能性があることはご存知でしょうか?なんと、iPhoneやMacで閲覧できなくなるエラーが現れかねないのです!
HTTPSの重要性
プロトコルをHTTPSに変更することは日に日に重要性が増しています。情報がありふれている現代で、「信頼できる情報」というのは非常に価値が高いものです。
最近では、巧妙に作られた偽サイトで消費者(ユーザー)を騙す悪質な事件もありますよね。だからこそ「信頼できるか否か」という点は非常に大事なのです。
少し技術的な話ですが、HTTPとHTTPSの違いは「暗号化されているか否か」という点です。HTTPSに対応しているサーバーではWEBサイトのデータ通信において暗号化されます。暗号化されると外部からの攻撃を受けず、ユーザーは安全にインターネットを利用することができます。
しかしHTTPのままの場合、ユーザーとWEBサイトの通信の間に割り込むすきを与えてしまい、盗聴や改ざんなど悪質な行為を受けやすくなってしまうのです。そのため、WEBサイトをHTTPSに切り替えることの重要性が高まっているのです。
もちろん、検索結果にも影響します。Googleは2014年にHTTPSをランキングシグナルに組み込むことを発表しています。そして情報が毎日のように増えていく現在、その重要性は日に日に高まって来ているのです。
なぜiPhoneで表示されなくなるの?
重要性が高まるHTTPS化。HTTPSに切り替えるためにはSSLサーバー証明書が必要となります。
もう既に取得されているWEBマスターの方は多いことでしょう。もし、今既にSSL化しているのであればSSLサーバー証明書の有効期限を確認してみてください。
2年の有効期限で取得していませんか?
実は、iPhoneやMacで標準となっているブラウザ「Safari(サファリ)」は、SSLサーバー証明書の有効期限398日を超えている場合、サーバーへの接続が失敗するようになっているのです。つまり、その期間を超えた途端、iPhoneやMacのSafariでは閲覧できなくなってしまうのです。
さて、驚いて焦っている方も多いことでしょう。ただし、焦らなくて大丈夫です!これは2020年9月1日0時00分(UTC)より前に発行された証明書には影響しないとされています。そのため、次の更新時から注意をしていれば問題ありません。
これは今年の3月にアップルが公表したお話。アップルとしては証明書の有効期限を短く設定することで、セキュリティの向上を目指すことが狙いのようです。
今やスマートフォンでWEBサイトを閲覧するユーザーの方が多くなっています。特に日本は、数あるスマートフォンの中でもiPhoneの比率が高いと言われています。だからこそ、今回のSSLサーバー証明書の有効期限に関しては最新の注意が必要です。
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