画像の読み込み速度を高めることができるLazy-load。SEOに携わるウェブマスターの皆様なら、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。しかし、聞いたことはある、知っている、でも使ったことがない。実際にはそんな方も多いと思います。
そこで今回の記事ではLazy-loadがどういったものなのか、そしてLazy-loadがWordPressではデフォルトになるというお話を紹介していきます。

まずはLazy-loadを知らない方に向けて、『Lazy-loadとは？』ということからお話ししていきましょう。

Lazy-loadとSEO

簡潔に言えば、Lazy-loadとはページの表示速度を速くするためのテクニックの一つです。近年、ウェブサイトの表示速度がSEO界隈でも非常に話題になっています。

Googleが「表示速度が異様に遅い場合、ランキング決定基準に悪影響を及ぼす」というニュアンスの発表をしたことで、多くのウェブサイトは表示速度を改善するための調整を行いました。

しかし実際のところ、ページの表示速度を改善するにも時間を要しますし、改善作業を行ったところで大きく改善されるケースはあまりありません。

時にはデータベースの問題やサーバーの問題など、簡単には改善できないことも出てきます。
もちろんこういった問題はあるものの、表示速度がランキング決定要因のひとつになっていることは間違いないですし、実際のところ表示速度が遅いせいでユーザーが離脱してしまうケースも多くあるため、ウェブマスターとしては改善を行わざるを得ません。

さて、様々な問題がある中でも特に多くのウェブサイトが抱えている問題が「画像の読み込み」です。ユーザーに視覚的な情報を与えることができるので、画像を活用することは非常に有効です。
しかし、それ故に画像を大量に使用しているウェブサイトも多くあります。特に風俗店の場合は画像を大量に使用するケースが多いはずです。女性の写真やキャンペーンのバナー画像などたくさんの画像を使うことでしょう。

しかし、画像を使い過ぎていることが、ページの表示速度を遅くしてしまっている要因となることもあります。
こうした問題を解決するために役立つのが、『Lazy-load』です。

Lazy-loadとは？

Lazy-loadは、画像やiframeのコンテンツが見えていない状態のときはロードさせずに、見え始めた状態になった時だけロードさせるようにする機能があります。

本来ウェブサイトはユーザーが見る予定のページのすべてを読み込み、ユーザーに視覚的な情報を与えますが、Lazy-loadを導入した場合、ユーザーに見え始める画像やコンテンツだけを読み込み、まだユーザーに見えていないコンテンツ（その時点ではユーザーに必要のないコンテンツ）は読み込みません。
そのため、通常よりもページの読み込みにかかる時間を短縮することができるのです。

Lazy-load導入のデメリットと対策

では、Lazy-loadに何もデメリットがないのか？と問われれば決してそうではありません。読み込まれるまでの間は空白や代替画像となり、画像が表示されないため、クローラーが判断できないことがあります。
また、ユーザーが辿り着くまで画像が表示されない状態のために、要素の高さや幅に支障をきたすこともあります。

もちろん、これらは構造化データを組み込むことやwidth属性、height属性を適切に指定することなどの対策をとることで改善は可能ですが、その分の手間はかかります。

WordPressでネイティブLazy-loadが標準導入される！？

ページ表示速度の改善が期待できるLazy-loadですが、プラグインを導入することが必要でした。しかし、この度WordPressがネイティブLazy-loadを標準機能として実装することを計画している、と発表しました。

かつてのようにJavaScriptのライブラリやプラグインを使わなくても、Lazy-loadの仕組みがWordPress本体に組み込まれるようになるのです。

コンテンツを配信者は何もしなくてもWordPressがimgタグに「loading属性」を追加してくれるようになります。かつては大変だったLazy-load導入も、WordPressがネイティブLazy-loadを実際に導入すれば、かなり楽になるでしょう。

もし、Lazy-load導入を検討している方や、WordPressを使用したウェブサイトのSEOをお考えになっている方がいらっしゃるのなら、ぜひとも風俗売上.comまでお気軽にご連絡ください。