Googleの検索アルゴリズムに関しては不明瞭なところも多く、インハウスでSEOをされている方も、外部委託でコンサルティングを受けているという方も苦戦続きではないでしょうか。
Googleの掲げる「ユーザーのためになるコンテンツ」を一番に考えて作ったコンテンツが必ずしも評価されるわけではなくかなり悔しい思いをしていると思います。
かくいう私も「ユーザーが求めるもの・求める答え」を常に考え続けて模索しています。
１＋１＝２のように明確な答えが用意されていれば簡単でしょうが、ユーザー（人）の求めるものは十人十色ですから難しいですよね。

答えがあればいいのに……
そんな中、突然ニュースが飛び込んできました。
「Google 検索の API と思われる内部ドキュメントの流出」です。

なぜドキュメントが出てきた？

「そんなの読むに決まってる！」という方もいれば、「ぇ、それ本物なの？」とか「ウソ情報でしょ」という方もいることでしょう。

まず結論から申しましょう。
私（筆者）個人の意見ですが、SEO対策にかかわっている方は絶対に読んだ方が良い、と思います。
ただし、その内容を信じて進めるかどうかは自己判断にお任せします。

なぜこのようなドキュメントが世に出てきたのかという話からしていきましょう。
この内部ドキュメントはランド・フィッシュキン氏のもとに匿名のソースからもたらされたものです。
このランド・フィッシュキン氏とは、SEO界隈の第一人者として有名な方で、アメリカのトップSEO会社「MOZ」の創始者です。
現在は「SparkToro」という会社を立ちあげCEOとしてご活躍されています。
SparkToroもSEO界隈ではもちろん著名な会社。
身近なところで言うと「Google Ranking Factors」というレポートを発表してくれているので、もしかしたら知っている方もいるのではないでしょうか。

さてそんな著名人のもとに匿名で送られてきたのです。

気になる内容は？

ランド・フィッシュキン氏はこの文書を本物であると考えている様です。
事実かどうかはさておき、内容が気になる方もいらっしゃると思うので、いくつかトピックだけ取り上げます。
（事実かどうか分からないため内容を詳しく説明することは控えさせていただきます）

• 検索結果のクリックを元にしたシグナルおよびユーザー行動
• サイトオーソリティ（ドメインオーソリティ）
• 著者に関する情報
• Navboostは強力なランキングシグナル

このような内容が書かれています。
もし気になった方がいるようでしたら、読んでみてください。
ただし、再度お伝えしますがこの情報が本当かどうかは分かりませんし、これが事実かどうかもわかりません。
参考程度にとどめておく方が今は良いかもしれません。

An Anonymous Source Shared Thousands of Leaked Google Search API Documents with Me; Everyone in SEO Should See Them