古くなってしまった情報はどうすべき?「削除」と「残す」どちらが適切?
- 投稿日:2022.12.14
- 風俗SEO
Googleのオフィスアワーにて、古いコンテンツをどのようにすべきか、ユーザーから質問がありました。
この質問に対してGoogleのGary Illyes(ゲイリー・イリェーシュ)氏が回答した内容に関して今回は取り上げたいと思います。
ウェブマスターの皆さんが更新するホームページも日々コンテンツが変わっていきますよね。
風俗店のホームページに関して言えば、特にイベント(キャンペーン)や新人の女の子に関する情報のページなどがそうではないでしょうか。
新たなイベントを行う時には新たにお知らせするためのコンテンツを制作していることと思います。
しかしその時、過去のイベント情報に関してはどのようにしていますか?
「削除」していますか?それとも「残す」ような形をとっていますか?
そのページがユーザーにどう影響を与えるのか考える
さて、古くなってしまったコンテンツを残すかどうかという問題ですが、結論としてはそのページが「削除」されることによって、または「残す」という形をとったことによって、ユーザーにどのように影響するのかを考えることが大事、といういかにもGoogleらしい回答でした。
風俗店のイベントページを例に解説しましょう。
普段は60分1万円の料金のところを、半額の5,000円で利用できるという、ユーザーにとって非常にお得なキャンペーンを行ったとします。
イベントの期間や利用条件などをしっかりと書いてページをアップしました。
そしてイベントが終った後にこのページを「削除」すべきか「残す」べきか。
あくまでもこれは考え方の一つの例ですが、「削除」するという方がユーザーにとっては良いかもしれません。
たとえばホームページのトップに「お知らせ」という欄を設けていて、その欄に「半額キャンペーン」と銘打ったページのタイトルが並んでいたら、ユーザーはきっと驚いて飛びつくようにそのページを見ることでしょう。
しかしこのイベントが終っていることを知ると、ユーザーからすれば「終わったんだ」「残念だ」「遅かった」というような負の感情が生まれる可能性があります。
このように考えると「削除」しておく方が良いのかもしれません。
しかし、最初にも話した通りこれはケースバイケースであり、ユーザーにとってどう感じるのかを考える必要があります。
ページを削除する場合の対処法と残す場合の対処法
上記の例のようにページを削除すると判断した場合の最も良い方法はなんでしょうか。
これに関してゲイリー氏は、
完全に削除して404か410のステータスコードを配信する
と話しています。
そして他に「関連性があるページへリダイレクトする」という方法も挙げました。
では、残す場合の対処法はどのようにすれば良いのでしょうか。
もしもページを残すのなら、以下のような方法があります。
- noindexにしておく
- 古い情報であることをユーザーに知らせる
noindexにすることで検索結果としては表示されないので、ユーザーの目に留まる可能性は低くなります。
しかし本当にユーザーにとって有効な手段として考えると「古い情報であることをユーザーに知らせる」という方が良いと考えられます。
たとえば、ページ上に「このイベントは終了しました」と表示したり、先ほどの例で言えば、お知らせ欄のタイトルにも「イベントは終了しました」と表示するのも良いでしょう。
まとめ
今回オフィスアワーであった質問に対する回答はいかにもGoogleが言いそうと予想できるようなものでしたが、確かにその通りとも思えます。
ホームページを運営する側の立場とユーザーとして使用する側の立場では感じ方が全く違います。
その時、少し立ち止まって「自分がユーザーならどうして欲しいか」を考えることが大事なのです。
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