気にすべきはタイトルだけじゃない!ユーザーにとって「違和感のない」サイトへ
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投稿日:2022.05.16
最終更新日:2022.09.07 - 風俗SEO
Googleはタイトルリンクの生成アルゴリズムを2021年8月に大幅に変更しました。
これによって、検索結果が大きく変動したり、タイトルリンクが指定したものと異なったりする事例がいくつもありました。
この記事を読んでいるウェブマスターの方の中にも、その影響を大きく受けた方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そしてこの度、Googleはタイトルリンクに関するドキュメントを更新しました。
「明確なメインタイトルがない」場合に起こり得る
今回追加された内容は、「明確なメインタイトルがない」という問題点とその解決方法です。
ここではその内容を簡潔に説明しますが、Googleの公式発表を確認したい方は以下のページにてご確認ください。
Googleは「明確なメインタイトルがない」という問題点を挙げていますが、多くのサイトはタイトルタグを指定しているはずですから、そのようなことが起こり得るとは考えにくいですよね。
「タイトルタグを指定しているのになぜ変えてしまうのだ!」とさえ思えてくることでしょう。
しかし、そもそもタイトルタグとは「これをタイトルとして提案します」というだけのものであって「タイトルはこれです」という指示を出しているわけではありません。
Googleがユーザーの抱える疑問などに対して、適切な回答になり得そうなものをインデックスの中から探し出しています。
したがって、場合によってはタイトルタグやh1タグではなく、h3タグの部分が切り抜かれて検索結果に出ることもあり得るのです。
「明確なメインタイトルがない」場合の対処法
Googleはこの場合の対処法に関して、「メインの見出しは、ページ上の他のテキストと区別でき、ページで最も高い視認性を持つ見出しとして目を引くようにすることを検討してください」としています。
具体的な策として「フォントを大きくする」「タイトルのテキストをページで最初に目立つ <h1> 要素に配置する」といったことも挙げています。
2021年8月のタイトル生成アルゴリズムアップデートの傾向として、サイト内のページを見た時に、タイトルの要素の代わりに主となる見出しが多く使われるケースがあります。
これも紐解けば当たり前のことで、タイトルタグ自体はユーザーがそのページを確認しても見ることはできません。
パソコンで見ようがスマートフォンで見ようが、タイトルはページ内には記述されていないので見ることはできないのです。
したがって、検索結果に出てくるタイトルリンクとページ内の主となる見出しが異なっていれば、せっかくページを見たのに思っていたものと違う、なんてこともあり得ます。
こういったユーザーにとって「違和感」を覚えさせるようなことがないように、今回の変更が行われたと考えられます。
ここでGoogleが挙げた解決策を振り返ってみると、「タイトルのテキストをページで最初に目立つ <h1> 要素に配置する」というものがありますね。
これはとても理にかなっています。
「タイトルを見ることはできない」といったものの、h1タグであれば見ることができるはずです。
そしてGoogleは「フォントを大きくする」とも回答していますが、これもそうです。
主たる見出しタグとしてh1タグを設定していても、その見出しタグが全く目立たず、h2タグが目立ってしまうような場合、それはユーザーからしてh1タグを「見出し」として判別することは難しいでしょう。
だからこそ、見出しタグを「明確」にする必要があると言っているのです。
まとめ
Googleのタイトル生成アルゴリズムの変更は大きな影響を及ぼしましたが、それは同時にユーザーの満足度にも大きく繋がるものですから、当たり前のようにすら感じます。
「フォントを大きくする」「目立つ<h1>要素に配置する」これらの方法は確かにユーザーの違和感をなくす取り組みです。
自分の運営するウェブサイトを改めて確認し、改善していきましょう。
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