サイト内部だけじゃない!サーバーなどサイト外部のチェックをしましょう!
- 投稿日:2021.03.24
- 風俗SEO
サイトのコンテンツを調整したり、Core Web Vitalsの調整をしたり、そしてもちろん定期的なサイトメンテナンスのためなどなど…WEBサイトの調整をすることは必要不可欠です。
それは自分たちのサイトの評価向上のためだけでなく、お客様(ユーザー)側にとって使いやすいサイトであることを考えているはず。
そういった改善や定期的なメンテナンスにおいて、ホームページ内のUIやUXを考えていくことは決して忘れてはいけないポイントですが、サイト外部のメンテナンスも忘れてはなりません。
サーバーのチェック(メンテナンス)を忘れてはならない理由
たとえば、サーバーの定期的なメンテナンスは非常に大事です。
大規模サイトであればあるほど、サイト内部のエラーではなく、サイト外部のエラーがないようにすることが重要です。
サイト内部のエラーであれば、該当するページのみ流入が減少するだけにとどまるでしょうからマシですが、サイト外部が原因であればそのエラーはすべてのページに影響を及ぼす可能性があります。
特にサーバーのエラーの場合は流入数がゼロになってしまう可能性さえ秘めているので、チェックやメンテナンスは非常に大事なのです。
突然サーバーがダウン!対処法は?
サイトのメンテナンスやトラブルが起きWEBサイトが表示できない状態となった時、503のHTTPステータスコードを返すように構成しておくことが鉄則です。
(余談ですが…もちろん404や301、302などのステータスコードを返してはいけません。)
しかし、サーバーが完全にダウンしてしまって503のステータスコードを返すことができないこともあると思います。
そんなときの対処法について、Googleのジョン・ミューラー(John Muller)氏がTwitterにて説明しているのでご紹介します。
- 別のサーバーを用意しDNS設定を変更し、サイトのドメイン名がそのサーバーを向くように変更する
- 用意したサーバーでどのようなURLでも503を返すようにする。
これだけの対処である程度の応急処置は可能ですが、ユーザーへの配慮として、サイトが一時的にメンテナンスを行っていることを説明するコンテンツを用意しておくことも推奨しています。
以下、原文のTweetです。
Unplanned outages are stressful enough – here’s how to win a bit of time. If your site is completely down, serve 503 for all requests asap (you can show a user-friendly page too). If your host is down, point your DNS to a temporary host that just serves 503.
— 🍌 John 🍌 (@JohnMu) March 10, 2021
Serving 503 to all requests gives you a day or two before Search starts dropping URLs. More at https://t.co/KGHg6BPM0B (various articles / blog posts). 503 first, then breathe deep, & find something that works for your site. I’d also go for a run & eat chocolate, YMMV.
— 🍌 John 🍌 (@JohnMu) March 10, 2021
… and if it takes longer, we’ll start dropping URLs from our index, that’s pretty much impossible to avoid. We’ll pick them back up once we can recrawl them with useful content. There’s no “outage-reputation-loss”; we understand things sometimes go poof, and can come back too.
— 🍌 John 🍌 (@JohnMu) March 10, 2021
サイトのチェックはこまめに行うこと
ただし、この方法はあくまでも応急処置です。
この方法を使用したとしても、3日も経てばインデックスに悪影響を及ぼしだす可能性があります。つまり、それまでに復旧していかなければなりません。
しかし、サーバーの修繕は時に困難なこともあります。なかなか復旧しない…そんな事態にならないようにするためには、やはりサーバーのチェックやメンテナンスを定期的に行う必要があります。
この機会にぜひサイト内部の改善やチェックだけでなく、サイト外部のチェックも実施してみてください。
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