構造化データマークアップってなに?
- 投稿日:2017.10.05
- 風俗SEO
最近、当コラムでも話題にあがる構造化データですが、今回はこちらについてお話したいと思います!
構造化データとは
Webページは多くのテキストや画像などのデータで組み立てられております。コンピュータはそのページを見た際に、
「このテキストは何なのか?」「この画像は何なのか?」「この動画は何なのか?」
と、いう事を正しく理解する事が出来ません。
それではどうすればいいのでしょうか。コンピュータに理解して貰う為、テキストや画像などに説明を付けてあげれば良いのです。
このテキストは「会社名」です。このテキストは「住所」です。この数字は「電話番号」です。
といった説明がテキストについていればコンピュータがとても理解しやすくなります。
これが構造化データです。
そして、テキストにそのような装飾を行うことを構造化データのマークアップといいます。
構造化データの仕組み
構造化データには、「ボキャブラリー」と「シンタックス」と呼ばれるものを使用します。
「ボキャブラリー」は、マークアップする事柄を定義するもので、代表的なものはschema.orgです。
schema.orgは、Google、Yahoo、Microsoftの構造化データマークアップの共通仕様の取り組みですので通常はこちらを使えば問題ないでしょう。
schema.orgでマークアップする際は、タイプ(型)とプロパティ(属性)を指定します。例えば会社概要であれば、タイプは会社「Corporation」でプロパティは会社名「name」住所「address」といったものになります。
「シンタックス」は、そのマークアップを記述する方式になります。こちらもいくつかありますがGoogleが推奨しているのはMicrodataという方式です。MicrodataはHTML5で使用できる仕様で、itemscope、itemtype、itempropといった属性を使用します。
マークアップの方法
「私の名前は風俗売上太郎です。」
こちらを、ボキャブラリーはschema.org、シンタックスはMicrodataにした場合の、構造化データのマークアップ例は下記になります。
<div itemscope itemtype="http://schema.org/Person">私の名前は<span itemprop="name">風俗売上太郎</span>です。</div>
itemscopeで、divの中が構造化データという事を宣言します。itemtypeで、この構造化データが「人物」であることを定義します。itempropで、名前という事を示します。
これで、人物の名前が「風俗売上太郎」だという事をコンピュータにわかりやすく説明できます。
構造化データマークアップのメリット
構造化データマークアップには、様々な利点がありそしてそれは拡大しています。検索結果の下に様々な情報が出ているのを目にした事はないでしょうか?
写真や金額、五つ星の評価などが表示された検索結果はとても目立ちます。検索結果に検索窓が表示されることがありますが、これも構造化データです。
検索結果の右側に大きく表示される「ナレッジパネル」と呼ばれるものも構造化データでマークアップをしていると表示される場合があります。先日のコラムで紹介した、画像検索の際のバッジやレシピの詳細などの表示も構造化データです。
構造化データのマークアップは、Googleは「順位には影響しない」と言っています。しかし、検索結果を彩る事の出来る構造化データのマークアップは、検索結果のクリック率の向上につながりますし、ユーザー利便性も上がります。
そして何よりGoogleがサイトを理解する為に役立ちます。
今後は検索順位に影響するようになる可能性は充分ありますし、間接的には既に影響を与えているかもしれません。まだ構造化データのマークアップを行っていないのであれば、今のうちに対応しておくことをオススメします!
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