Googleは、2026年8月18日~21日に「August 2026 Spam Update」を実施しました。
これは、Googleの検索結果を不正に操作しようとするサイトやコンテンツをより適切に検出するためスパムアップデートです。
全世界・全言語を対象としており、検索順位にも比較的大きな変動が確認されています。

 

風俗サイトでは、これに対してどのような点に注意すればよいのでしょうか。

今回のアップデートでは大きな順位変動も

SE Ranking(SEO分析ツールを提供する調査会社)が、米国のGoogle検索10万キーワードを対象に調査したデータによると、今回のアップデート期間中、それまでTOP10に入っていたURLのうち16.71%が100位圏外まで下落しました。

 

同社の調査では、アップデートが起きていない通常期間(直近の7月)でも、TOP10だったURLの9.2%は自然な変動で100位圏外まで落ちています。
今回の16.71%は、この通常時の水準と比べても高い数値であり、今回のスパムアップデートが検索結果に比較的大きな影響を与えたことがわかります。

 

Googleは今回、「どのようなサイトやスパム手法が特に影響を受けたか」までは公表していないため、自分のサイトの順位が下落していたとしても、それだけで特定のSEO施策が原因だとすぐに判断するのは避けるべきです。
とはいえ、スパムアップデート全般において、以前からリスクが高いとされてきたページの特徴自体が変わったわけではありません。

 

今回の変動を機に、一般的な予防策として以下のような点を見直しておくとよいでしょう。

風俗サイトの「大量ページ」は問題?

風俗サイトやポータルサイトでは、
「東京+デリヘル」
「新宿+デリヘル」
「池袋+デリヘル」
など、地域ごとに多数のページを作成することがあります。

 

このこと(ページ数が多いこと)自体がスパムになるわけではありません。
重要なのは、それぞれのページが検索ユーザーに対して独自の価値を提供できているかです。
地域名だけが違うだけで、ほとんど同じ文章を大量に掲載している場合は、各ページの存在意義を改めて確認したほうがよいでしょう。

店舗・求人・キャストページもチェック

風俗サイトではエリアページ以外にも、

など、大量のURLが生成されやすい特徴があります。

 

これに関しても、各ページの存在意義を確認することが大切です。
店舗情報や料金、在籍情報、アクセス、口コミ、地域情報など、そのページだからこそ確認できる情報を充実させることが重要です。

 

「検索キーワードを入れるためだけに作ったページ」ではなく、「検索したユーザーの疑問や目的を解決できるページ」を増やしていくことが基本的なSEO対策となります。

まとめ

大規模なスパムアップデートが実施されると、地域名だけを変えた大量の類似ページや、内容の薄いページは、順位への影響を受けやすいと考えられています。

 

だからといって、慌ててページを削除したり、大幅にサイト構成を変更したりする必要はありません。
まずはSearch Consoleでアップデート前後のクリック数・表示回数・掲載順位を比較し、どのページやキーワードに変化があったのかを確認しましょう。

 

そのうえで重要なのは、ページ数を減らすことではなく、料金や在籍情報、口コミなど、そのページだからこそ得られる情報を充実させることです。
これは検索エンジン対策である以前に、ユーザー自身の利便性を高めるものであり、結果として検索エンジンからも長期的に評価され続ける基本姿勢につながります。