サイトのフルリニューアルはすべき?筆者の失敗談からその答えを教えます!
- 投稿日:2024.01.25
- 風俗SEO
つい先日、他のSEOに関する記事を拝見していると、「サイトのフルリニューアル」について質問と回答が丁寧に記載されているものを拝見しました。
その記事に記載されている回答内容を拝見して非常に共感しました。
実は筆者である私もいくつかのサイト運営歴があり、サイトのデザインが時代に合っていないと感じたときに「いっそフルリニューアルしよう!」と思っていたことがあります。
その時の話を交えながら今回はお話をしていきたいと思います。
フルリニューアルはすべきかどうか?
もちろん状況によってはフルリニューアルをした方が良いケースもありますが、「基本的にはしない方が良い」というのが私の結論です。
ウェブサイトはフルリニューアルすべきこともありますが、その際の個人的な見分け方は以下の通りです。
- サイトシステムなど根幹から変更が必要→フルリニューアル
- フルリニューアル以外の対応はできないのか→対応する方法があるのならフルリニューアルはしない
もちろんこれがすべてのサイトに当てはまることではありませんが、まずはこれで見分けてみてください。
フルリニューアルをする必要がなかった失敗談
私が運営していたサイトは前任者から引き継いだもので、メインキーワードではほぼ毎日1位。関連キーワードの35%は上位表示していてユーザーもそれなりにいるサイトでした。
ところがとあるコアアルゴリズムアップデートで、メインキーワードや関連キーワードの順位が大きく下がり、SEOに本格的に傾倒する様になったのです。
その際、先にも言ったように「デザインの面で時代的なニーズに合っていない」ということが頭から離れず、フルリニューアルを上司に提言し、フルリニューアルを行いました。
しかし、サイトをフルリニューアルしたにも関わらずなかなか成果は出ませんでした。
何度も改善し、幸いにもいくつかのキーワードで上位表示しだした時、あるひとつの仮説に辿り着きました。
それは「フルリニューアルをする必要はなかったのではないか」です。
もちろんフルリニューアルをしていなかった時のことなんて分かりませんが、上位表示しだした記事はどれもこれも内部リンクや文字装飾、画像の見直しや変更をしたくらいでした。(※サイト自体のキーデザイン変更はしています)
サイトの構造を変更して、分かりやすいサイト構造に変えたと自負していたところはほとんど評価されませんでした。
失敗から培った経験は「トライアンドエラー」
この記事で伝えきるには長くなりすぎてしまうのでかなりザックリと背景を説明しましたが、結局のところメインのデザインを大きく変えて、サイト内の構造変更(ディレクトリの変更など)をしても思ったような結果には繋がりませんでした。
実際のところ今では私は自分でサイトを運営するのではなく、お客様のサイトのサポートをさせていただいていますが、私の失敗と同じような苦い経験をされている方はいらっしゃいます。
基本的にSEOというのはトライアンドエラーです。
いろんな改善課題をだしてひとつずつ取り組むことがSEOに対して最も有効な手段です。
課題を出す→改善案を出す→実践する→検証する→良い点・課題点を出す→改善案を出す…基本的にこの繰り返しで良いのです。
もちろん、根幹のシステムから変更しなければならないなどの理由があればフルリニューアルはするべきですが、もしそうでないのならまずはトライアンドエラーを繰り返してみてください。
LATEST ARTICLE
最新記事