そのCTA要素は大丈夫?UI/UXを意識した適切な配置を!
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投稿日:2022.02.14
最終更新日:2022.09.12 - 風俗SEO
みなさんが運営するウェブサイトには必ず何かしらの意図があると思います。
風俗店のサイトとなると「お店の認知度を上げたい」「お店の情報をお客さんに知らせたい」といった認知ベースの意図もあると思いますが、「お店を利用してもらいたい」という意図がほとんどのはずです。
いくら認知度が高くても、お店を利用する方が増えなければ商売は成り立ちませんよね。
つまり、風俗店のウェブサイトの意図は「ユーザーに自分のお店を利用してもらうこと」ですよね。
今回の記事では、ユーザーに行動してもらうためにあるCTA要素についてお話します。
CTA要素とはなにか?
前述したように、「ユーザーに行動してもらう」ことが意図であるわけですが、それを促すためのコンテンツが無ければ成り立ちません。
そこで登場するのが「CTA要素」です。
CTAとは「Call To Action」、日本語に訳すと「行動喚起」を意味します。
つまり「CTA要素」とは、行動喚起のための要素という意味です。
風俗店でいえば「電話予約のボタン」「ネット予約のボタン」などがそれに該当します。
コンバージョン(CV)とはどう違う?
よく「コンバージョン(CV)」と言いますが、これはCTA要素を押したことで起こるアクションのことを指します。
コンバージョンを得るためにはCTA要素が必要です。
先ほどの風俗店の例でいえば、「電話予約のボタン」はCTA要素であり、実際の「電話予約」こそがコンバージョンとなるわけです。
CTA要素はどこに設置するべき?
風俗店からすると「電話予約」や「ネット予約」といった最終的なアクション(つまりコンバージョン)を起こしてもらいたいわけですが、そのために必要不可欠なCTA要素はどこに配置すべきかというのが難しいポイント。
これはサイト運営者がどのようなサイトをデザインしたか(設計したか)によって全く異なります。
つまりサイト運営者によってその違いが出てきてしまうのです。
さらに、実際にそのサイトを利用するユーザーにとっても「使いやすい位置」「使いにくい位置」の認識は絶対に異なります。
サイト運営者にしても、ユーザーにしても、十人十色というわけです。
そのためCTA要素の設置位置として「絶対に適切な位置」というのは存在しないのです。
では、ファーストビュー(サイトが表示された時の最初の画面)にこのCTA要素を配置して、絶対にユーザーに見てもらうようにすればどうか?という考えの方もいることでしょう。
確かに、そのページを開いた全ユーザーが必ず目にするという点においてはメリットがありますよね。
実際に住宅系や金融系のウェブサイトの中にはそのようなことをしているサイトもありますが、どうなのでしょうか。
ファーストビューにCTA要素を設置することに関しては、Googleはそれだけで評価を下げないとしています。
しかし、ページのコンテンツと無関係の場合、表示サイズが大きすぎる場合などは、煩わしい広告であると見なされて評価を下げてしまう可能性はあります。
Googleはこのように言及していますが、実際に自分がユーザーとして使う立場に立った時のことを考えるべきだと思います。
前述の例のように風俗店の「電話予約」や「ネット予約」が最初に表示されても、まだ利用するかどうか決めていないユーザーからすれば煩わしいですよね。
そうなると、Googleの評価は変わらなくてもユーザーの評価は落としてしまう可能性があると考えられます。
だからこそ、利用するかどうかの決め手になる「各キャストページ」「出勤情報ページ」「料金システムページ」「クーポンページ」などに配置したり、スマートフォンであれば画面下側に常に表示させておくように配置したりと、ユーザーが「利用したい」と思った時にすぐ行動できるように配置することが大切です。
まとめ
CTA要素はコンバージョンを得るためには非常に大切な要素であり、これがないとそもそもコンバージョンは生まれません。
しかし、適切な配置をしなければ、どれだけCTA要素を配置しても意味がありません。
CTA要素はメインコンテンツ同様、ユーザーに寄り添うことを心がける必要があるのです。
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