ページネーションタグは機能していなかった?
- 投稿日:2019.03.30
- 風俗SEO
ページネーションタグサポートの終了
GoogleがTwitterにて2019年3月21日に
rel=”prev” ・”next”
のリンク要素のサポートを終了したこと告げました。
ページネーションタグは2011年9月にGoogleが開始したサポートで、rel=”prev” ・”next”はページネーションした一連のページが繋がったものだとGoogleに伝える為のタグでした。
今までGoogleはページネーションしたコンテンツには、
rel=”prev” ・”next”を設置するようにとヘルプページやオフィスアワーでアドバイスしてきましたが、実は数年前からサポートを打ち切っていました。
ただ、サポートを打ち切っていたことを意図的に隠していたわけでなく、Google内部のエンジニアチームと、ウェブマスターに情報を発信するチームとの間で連携が取れていなかったことが原因のようです。
このことに関してGoogleは意思疎通が図れていなかったと謝罪しています。結果としてページネーションタグは何の効果も無いことが確定しました。ページネーションしたページは独立したページとして扱われています。
各ページは独立したページとして評価されるので1ページ目ではなく、先の2ページ目やもっとの先の15ページ目が検索結果に出てくる場合もありえます。
Googleへの対策としては2つ
1つは「全てを表示」のオールビューページ作成し各ページのcanonicalはオールビューページに向け正規化します。ただしページ数が膨大な場合オールビューページだと表示スピードが落ちる等問題もあります。
もう1つは検索結果で1ページ目以外のページが上がったとしても、ユーザーにとって有用なページになるように、各タグを適切にしページ上部にサイトの説明を配置するといったことが考えられます。
すでに設置しているページネーションタグは削除すべきか?
こちらに関しましては現状特別な処置は不要と考えます。機能していないだけでマイナスに働くタグではありませんし、他の検索サイト「Bing」ではサポートされています。
設置することで評価されることはないものの、クローラーが回る際にページの発見・サイト構成の理解には利用しているとのこです。また、今後新しくサイトやページを作成した際には、ページネーションタグをわざわざ設置することはしないと思います。
その場合クローラーはページネーションリンクとサイトマップからリンクを辿ることになるので、そちらは適切に設置・記述しておきましょう。
RELATED ARTICLE
関連記事
LATEST ARTICLE
最新記事