その画像はちゃんとGoogleに理解されていますか?画像SEO対策2つのポイント
- 投稿日:2023.03.22
- 風俗SEO
ウェブサイトをユーザー体験の良いものにするためにはどうすればいいのか、日々お悩みの方も多いことでしょう。
ユーザー体験を良いものにするためには、ユーザーが求めている答えを迅速に見つけることができるようにしたり、画像や文字の装飾をはじめとした表示方法によって丁寧に説明したりすることが大事です。
特に画像に関しては悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回の記事では「画像」に関する2つのトピックスをご紹介します。
画像の<picture>要素に関して明文化
5G化などを筆頭に、近年インターネットの高速利用が非常に大事になっています。
「調べたい情報をすぐに見つけることができる」という考えで言えばGoogleも同じ考えのはずです。
でなければページ表示速度の高速化について、これほどまでに言及することはないはずです。
2023年1月末、Googleは画像検索SEOのベストプラクティスに関して検索セントラルのドキュメントをアップデートしました。
内容自体の変更はありませんが、<picture> 要素に関して以下のように明文化しました。
<picture>
<source type="image/svg+xml" srcset="pyramid.svg">
<source type="image/webp" srcset="pyramid.webp">
<img src="pyramid.png" alt="An 1800s oil painting of The Great Pyramid">
</picture>
※Google 画像検索 SEO ベストプラクティスより引用
このようにマークアップすることでブラウザの状況に対応して記述順にしたがって読み込むことができます。
この場合、SVG形式をサポートしている場合はSVG形式を、SVG形式をサポートしていない場合はWebP形式を読み込むという形です。
そしてもしも、<picture>をサポートしていないようであれば、<img>要素を拾います。
そのために<img>要素が<picture>要素に入れこまれているのです。
<picture>要素を使用して画像の軽量化を図っているサイトは多くなっているはずですから、これはきちんと理解しておくことをお勧めします。
画像内のテキストの理解
画像内にテキストが入っているケースは多くあります。
動画のサムネイル画像なんかもそうですし、メディアサイトやアフィリエイトサイトなんかでもよく見ますよね。
しかし、これらのテキストをGoogleはどのように認識しているのでしょうか。
以前より疑問視されていた内容ですが、ついに英語版オフィスアワーにてLizzi Saasman(リッジィ・サースマン)氏が回答しました。
結論から言えばGoogleは画像内に記載されている文字を認識することができるようです。
今まではサムネイルを目立たせたり、ユーザーの関心を惹くために文字を記載していたという方が多いと思いますが(もちろんユーザーのためになると思ってやっていた方も多いはず)、今後はSEOの一環としてそれを導入することもできそうですね。
しかしサースマン氏は「それでも、altによってその情報を提供したほうが良い」とも話しています。
つまりGoogleは、画像内に記載されたテキスト自体は通常理解することができるものの、重要な情報なのであれば画像内だけでなくaltにもそのテキストを入れることで、Googleはその画像の内容をより適切に理解することができるのです。
まとめ
今回は画像検索SEOに関して2つのトピックスを紹介しました。
何かの変更があったわけではありませんが、改めて画像に関しては「表示速度」と「テキスト」が重要であるということが分かったと思います。
この機会に自サイトの画像に関していろいろと見直してみてはいかがでしょうか。
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