本日も検索エンジンにページを正しく伝える為に重要なアノテーションタグ、そしてcanonicalタグとの関係性を解説していきたいと思います。風俗店様には特に関連度が高いです！

アノテーションタグの活用

ホームページを作る際、PCでもスマホでも１つのページで扱う事のできる「レスポンシブデザイン」を採用するケースが増えています。しかし、風俗店様では、パソコン用のページ、スマートフォン用のページ、ガラケー用のページで、それぞれ用意しているケースも多いです。閲覧するデバイスによってURLが変わるやつですね。

これらが同じサイト内に存在していると、「重複ページ」「評価の分散」などの問題が発生する事もあります。このような問題を解決するのがアノテーションタグです。

alternateタグを設置して、このページのスマートフォン用のページはこちら、ガラケー用のページはこちらと、Googleに対してそれぞれのページの存在を伝えてあげれば問題はありません。

実際の設置方法については後述します。

アノテーションタグ設置時の注意点

アノテーションタグを設置した際に注意が必要なのが、スマートフォン用のページとガラケー用のページには「元となるページはこちらです！」とPC用のページをcanonicalタグで指定する必要があることです。一方通行だけではダメなのです！それぞれの具体的なタグの設置方法は、下記の例をご確認ください。

♠canonicalタグについては過去記事canonicalの重要性・正規化とは？もご覧ください！

タグ設置の具体例

【パソコンのページ】http://example.jp/
【スマホのページ　】http://example.jp/sp/
【ガラケーのページ】http://example.jp/mb/

このようなサイトURLの場合は、下記のように記述します。

【パソコンのページ】http://example.jp/

<link rel="canonical" href="http://example.jp/">
<link rel="alternate" media="only screen and(max-width:640px)"href="http://example.jp/sp/">
<link rel="alternate" media="handheld" href="http://example.jp/mb/">

自分自身へのcanonicalタグ。
スマートフォン用のページへのアノテーションタグ。
ガラケー用のページへのアノテーションタグ。

【スマホのページ　】http://example.jp/sp/

<link rel="canonical" href="http://example.jp/">

PCページへのcanonicalタグ。

【ガラケーのページ】http://example.jp/mb/

<link rel="canonical" href="http://example.jp/">

PCページへのcanonicalタグ。

このようにそれぞれの関係性を記述する事により、Googleに正しい関係を伝える事ができ、ひいては正しい評価を得る事ができます。見知らぬ３つのページのままでは終わらせずに、正しい三角関係を結ばせてあげましょう。本日は以上です！